「この映画は黒澤明と小津安二郎が時々姿をみせるよ。」アパルーサの決闘 マサシさんの映画レビュー(感想・評価)
この映画は黒澤明と小津安二郎が時々姿をみせるよ。
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『先住民が居留地を脱走して、馬を盗んで逃げている』
『あんな女、初めてだ。俺が相手した女は娼婦か先住民の女だった。上品だと思ったら、男ならダレとも寝たがる』
以上、古い価値観を持った男臭いジョン・ウェインが登場しそうな西部劇。
そう見えそうだが、カメラのカットの仕方や設定を見て、この演出家は『小津安二郎』『黒澤明』のDNAが感じられる。少なくとも、セルジオ・レオーネからは影響を受けていると思う。
ネタバレあり
最後の主人公の行動はどうしてか?それだけでも想像が色々出来て緊張感がある。
偏見を込めた僕なりの解釈
これは男同士の愛情だと思う。
友情なんかではない。
まだ、演出家に対する先入観無しで断言する。素晴らしい愛の話だ。
僕は傑作だと思う。
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