劇場公開日 2011年4月30日

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「いくつもの人生を生きたパワフルじいちゃん」ミスター・ノーバディ Byxbeeさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0いくつもの人生を生きたパワフルじいちゃん

2011年7月6日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

知的

難しい

まず、少し気を抜くとこの映画では置いてけぼりをくらってしまう。 通常の人生は3次元だが、ニモの人生は6次元。 子供の頃に駅のプラットフォームで大きな選択を迫られ、そこから彼の人生がいくつか存在することになる。 ニモが愛したのはジーン?エリース?アンナ?それともバイク事故で死んでしまったのか?

劇中ではどれが正解とも語られないし、老人となったニモが夢を現実として捉えたのかもしれない。 難しいことは考えず、全ての人生を生きたんじゃないかと思う。

どのジーンズを買うかによって人生が大きく変わってしまうこともあるもんだ。

「バタフライエフェクト」を思い出させるホロリと良い映画でした。

最後に、こちらも解説されることはなかったが、不死となった人類が携帯していた豚が何の役割を果たしていたのか気になりました

Byxbee