「革命前夜」チェ 39歳 別れの手紙 EC07さんの映画レビュー(感想・評価)
革命前夜
「チェ・28歳~」もそうだけど、この映画、とにかく人と人とが自己紹介をしあう。挨拶が最も多い映画、なんてランキングあれば上位になること間違いなし。
観客に登場人物を覚えさせるための挨拶、では絶対的にない。覚えられる量でもなければ、それっきり出てこないんじゃないかってくらい端役だったりもしますから。俺、ラモンだ。アントニオです。ホアンだ。ロドリゲスですヨロシク。ラモンだ・・・。
そういえば、イタリアン・ネオリアリズモだったり、初期ベルトルッチの映画でも、眠気を誘う挨拶の場面がよく出てきたような。挨拶は「仲間・同志」の象徴?シネフィルなソダーバーグさん、もしかしたら革命というテーマを扱うにあたって、ちょっと意識してたりね。
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