「くだらないことを精一杯真面目に描いて、結局くだらない作品になっている」バーン・アフター・リーディング Cape Godさんの映画レビュー(感想・評価)
くだらないことを精一杯真面目に描いて、結局くだらない作品になっている
総合:40点
ストーリー: 30
キャスト: 70
演出: 65
ビジュアル: 70
音楽: 70
不倫に走る人々とか、くだらない馬鹿な人々のやる馬鹿な出来事を、真面目な演出で描いていく。だがこんなくだらない人々を複雑に描いて何が面白いのか全くわからない。豪華俳優陣であるし演技はいいのだが、話が強烈につまらない。特にブラッド・ピットはよくこんな馬鹿丸出しな役を引き受けたものだ。
しかも調べてみるとこれが喜劇らしいが、皮肉っぽいとは思ったが何一つ笑えなかったし、そもそも見ていて喜劇ということにすら気が付かなかった。他の評価を読むと意外にも点数高い人も多いし興行収入もいいようなので、私とは評価の視点か感覚が違うのだろう。描こうとしているものや主題が、自分の求めるものと合ってない。
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