「善きサマリア人」バーン・アフター・リーディング kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
善きサマリア人
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CIAをクビになったため自伝を書こうと思い立ったオズボーン・コックス(マルコビッチ)。CDを拾ったチャド(ブラピ)が同僚のリンダ(マクドーマンド)と脅迫を考えることに・・・特にリンダは全身整形手術の費用が欲しかったのだ。
自転車に乗るブラピ、猫ダンス風キメポーズをするブラピ、鼻血を出すブラピ、楽しそうなブラピの演技が最高。結婚を焦るマクドーマント、出会い系サイトで知り合った男と簡単に寝てしまうマクドーマントの軽さがいい。ディルド付の椅子とか、ちょっとやりすぎ・・・
財務省の男ジョージ・クルーニーがマルコビッチの妻ティルダ・スウィントンと不倫していたり、マクドーマンドといい仲になったりと節操がないし、撃ったことのない銃を暴発させたりマヌケぶりを発揮。主要登場人物がすべて間抜けな行動するために一貫性がない上に、ブラピが殺されてからはさらにカオス状態。コーエン兄弟も変わったなぁ~と感じてしまった。ラストがあっさりしすぎているのも難。
【2009年4月映画館にて】
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