「ほのぼのクリスタル・レイク」13日の金曜日 kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
ほのぼのクリスタル・レイク
なぜ今“13金”なのか・・・しかも13日の金曜日に世界同時公開なのだ。監督はマーカス・ニスベル、製作にはマイケル・ベイが名前を連ねている。そういえば『テキサス・チェーンソー』も同じコンビでリメイクされ話題を呼んでいたが、似たような目的なのだろう。脚本も『フレディVSジェイソン』でデビューした二人のようだし、使い回されて飽きられてきたシリーズに新風を吹き込みたかったのか・・・とはいえ、ジェイソンの生みの親とも言うべきショーン・カニンガムも製作に加わってるため、ほとんど寄せ集めのリメイクとなっていた。
新しくシリーズ化させる計画があるのかないのかわかりませんが、どうせラジー賞候補となってヤル気をなくし、頓挫するのがオチ。目新しさとか得るものがあったかと考えると、懐かしいナイト・レンジャーの「シスター・クリスチャン」が聴けたことくらいで、『ディスタービア』から注目していたアーロン・ヨーが単なる酔っ払いになってたことや黒人青年がひどい扱いを受けていて可哀そうになってきた・・・しかも変態だし・・・一方、メインの俳優はジャレット・パダレッキとダニエル・パナベイカーは今後売れるのかもしれません。
何人も殺されてるのに、最も怖かったのは犬とともに登場した婆ちゃんだけ。思えば、旧シリーズでも怖かったのはジェイソンママだけだったかも。まぁ、映画館で観る価値があるとすれば、音響効果だけでしょう。本国では若者たちが大喜びしながら観てるんだろうなぁ・・・ラストシーンなんて拍手喝采なのかも。
kossy さん、見事に頓挫するのを予見されてましたね✨でも、ラジー賞には引っ掛からなかったみたいです。
調べてみるとこの年2009年のラジー賞は監督賞がマイケル・ベイの「トランスフォーマー/リベンジ」でした。流石マイケル・ベイ。本作ではなくても、しっかり取ってましたね👍