「これは酷い」THE 4TH KIND フォース・カインド augさんの映画レビュー(感想・評価)
これは酷い
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患者(?)が突然起き上がって観客をびっくりさせる映画。
何故かシュメール語で話すウチュー人。
記憶を消したり都合よくノイズを乗せるような進んだ科学力を持ちながら、人を自力で引っ張ってさらう。
『私は神だ』『娘、返さない』とわかりやすく解説しながら、入るときはドアから入り、出るときは天井をすり抜ける。
(『96時間』の方がまだマシな誘拐してたぞ)
終いには『オレンジ色の光が…』って、笑わせようとしてるのか?
意味深な要素をちりばめてそれらしく構成してはいるが、脅かすだけでまったくといっていいほど中身が無い。
(65時間の記録映像はどうした?)
意図を補足するため、演出まじりに監督がわざわざ出てくるのだが、いい映画は観客に自分で考えさせるものだ。
ミラ・ジョボビッチをはじめ出演陣は豪華だが、皮肉なことに中身の荒唐無稽さを強調してしまっている。
肝心のアビゲイル・タイラー博士もメイクしすぎ。 貞子か?
唯一の救いはグレイが出てこなかったことか。
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