劇場公開日 2009年5月23日

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「初夏の麻生久美子祭・第2弾(^^;!」インスタント沼 mori2さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0初夏の麻生久美子祭・第2弾(^^;!

2009年6月15日
鑑賞方法:映画館

笑える

楽しい

幸せ

出演作続々公開。絶好調“麻生久美子祭”今回は「時効警察」でおなじみ、三木 聡 監督とのコンビ復活で、笑わせてくれますよ~。

 な~んにも考えず、ただただお気楽に観て笑って、そして前向きになって帰りましょう!←こんな感じのフレーズがピッタリとハマる映画でした。とにかく楽しいし、相変わらずくだらないし、いっぱい笑えるし…、ああも~深く考えたらアカン!そのまま勢いに流されるのだ~!って感じ?とにかく吾輩が一番観て欲しいのは、風間杜夫と加瀬亮の頭(^^;!コレを観ただけでも、何か明日からハッピーがやって来そうな気が…(違?)。
 そして“映画女優・麻生久美子”の魅力は、『こんな映画』(←一応“褒め言葉”です)でも、てんこ盛りです!いや、むしろ『こんな映画』だからこそ、彼女のコメディエンヌとしてのキュートな魅力が、目いっぱい詰まっているんだと思います。カワイイだけじゃなく、最高に面白い!硬軟どちらの役柄でも、上手に演じ分けますよね、麻生さんって。まさに“映画女優”になるために生まれてきたような人ですね。ホント、今ノリにノッてる感が、スクリーンから滲み出てきてます。

 あとは脇を固める“曲者陣”。岩松 了、ふせえりの“時効警察コンビ”に、クドカン、温水さん、トドメに重鎮・笹野高史!いやあ、皆さんホントに楽しそう!“三木 聡 ワールド”に、ドップリとハマリ込まれてますね。でもそれが、作り手側の自己満足で完結せず、観ている側にもキチンと伝わってくるから、イイんですね。

 「インスタント沼」というタイトルを最初に聞いたとき、『また、こんな変なタイトル付けて、どこ狙って作ってるんだか?』って、思っちゃったりしたのですが、何とこの意味不明なタイトルには、チャンと意味があるんです!作中でキチンと再現されますので、どうぞその辺りもご確認ください。

mori2