ハイスクール・ミュージカル　ザ・ムービー : インタビュー

2009年2月3日更新

「ハイスクール・ミュージカル（HSM）」で主人公トロイ（ザック・エフロン）の恋人、ヒロインのガブリエラを演じたバネッサ・ハジェンズが初来日し、インタビューに応じてくれた。「HSM」シリーズで一躍、世界のティーンの憧れの的になり、共演のザック・エフロンとは恋仲とも噂される彼女の素顔は？　また、本作でシリーズを卒業した今後は？　（取材・文：編集部）

さらに、本編からのミュージッククリップの配信、さらに本作の公開を記念してのプレゼントもお届け。あわせてお楽しみください。

バネッサ・ハジェンズ　インタビュー
「ガブリエラと一緒に成長し、独立した女性になることができたと思う」

――シリーズ3作を終えての気持ちは？　このシリーズがここまで人気も規模も大きくなると、最初は想像できましたか？

「ここまで大きくなるなんて、全く想像してなかったわ。最初はディズニー・チャンネルのオリジナルムービーをやるってだけだったし、それが世界中に波及して、今こうして日本に来ているなんて、全く予想できなかった。このシリーズはすでに私にとって家族のようなもの。だから終わりを迎えるのは寂しいし、悲しい気持ちもあるけれど、今はこれから先のことも、とても楽しみにしてるわ」

――この作品が世界中で受け入れられた要因はなんだと思いますか？

「まずはラッキーだったってことかしら（笑）。あとは、音楽にとても普遍性があり、メッセージが若い人に届いたからだと思う」

――映画になって前2作より歌もダンスも増え、セットも豪華になりました。見ているほうは楽しくていいんですが、演じる側の苦労は？

「アリガトウ（笑）。今回は映画ということで、最初はプレッシャーも感じたわ。前の2本はTV用だけど、今回はちょっとでも演技が良くないと、それが全て大きなスクリーンに映し出されてしまうから、あらゆる面で完璧を要したというのが一番大変なところだった。でも、今回はシリーズ3本目だし、初めての劇場用ということで、準備期間をとても長くもつことができたの。前の2本は2週間のリハーサルだったのが、今回は6週間。ベストなものを作りたいという思いで頑張ったけど、これまでと同じキャスト、監督だったことはとてもやりやすかった」

――あなた自身はガブリエラと共通するところはありますか？

「私は彼女ほど科学や数学が好きじゃないけど（笑）。1作目ではとてもシャイな女の子として描かれていて、私もシャイなので、彼女と一緒に成長し、独立した女性になることができた思う」

――また何かしらのかたちで「HSM」をやることがあったら、やろうと思いますか？　以前、舞台版もありましたが。

「それについては、今は本当に答えにくいわ。“卒業”というかたちで終わっているし、『HSM』は若々しい精神や成長過程が描かれてこそなので、大学に入った彼らの姿をまたミュージカルにするのはどうかしらという思いもあるの。でも、このキャストがすごく好きなので、将来的にチャンスがあれば、また一緒になにか仕事がしたい」

――「トワイライト」続編のオーディションを受けたというニュースがありましたが、今後はどういった作品、キャラクターをやってみたいですか？

「オーディションの件は、単なる噂ね。これから先は幅広く役柄を演じてみたいし、アンジェリーナ・ジョリーをすごく崇拝しているので、タフで強い女性の役をやってみたいわ」

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