「ただひたすら、迫力あるカー・アクションのオンパレード」デス・レース カサキショーさんの映画レビュー(感想・評価)
ただひたすら、迫力あるカー・アクションのオンパレード
いちおう ストーリーは有るものの、
そんなものは 付け足しで
ただひたすら、カーアクションを堪能すれば良い
というコンセプトの映画です。
だから、他の事は期待しないで
気分が滅っている時に観れば
スカッと爽やか
ストレスを発散出来るでしょう。
と言いながら、
それなりに、チャンとしたストーリーも
あるには有るのですよ。
近未来、
アメリカでは刑務所までも民営化され、
デスレースが行われていた。
デスレースとは刑務所が囚人をレーサーに仕立てあげ、
最後の一人になるまで闘うカーレースです。
視聴率を得るために
徹底的に闘わせるという現代のグラディエイターである。
エイムズはレーサーとしての腕をかわれてしまったばかりに、
妻殺しという無実の罪をきせられて、
レースに参加させられる羽目になる。
というように、
チャンとしたストーリー、あるでしょ!
ところが、
直ぐに妻を殺した相手がわかり、
普通なら一番最後に復讐のシーンを持ってくるというのが
定番なのに、これが、アッサリ復讐しちゃうんですよね。
ストーリーはそれなりに組み立ててはいるものの、
どうも あまり重要視はしていないようです。
あくまでもカーレースをこの映画のメインにしたかったからでしょう。
それもそのはず、凄い迫力なのです。
最後にテロップで
良い子は真似しないでね、 的な事が書かれていましたが、
安心してください!
誰も真似できませんから!
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