グリーン・ホーネットのレビュー・感想・評価
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うーん、何か足りないんだよなあ
ブルース・リーの出世作として、名前は聞いていた。確かテレビシリーズで、大金持ちの道楽で探偵もどきのヒーロー活動をやっている主人公のおバカなお坊ちゃんを、優雅にサポートする召し使いの役で、大ブレイクを果たしたと聞いた。
そのまんま映画化されたようだが、お坊ちゃん役のセス・ローゲンになじみがないうえに、道楽の正義ごっこがなんともウソくさくて、もう一つ楽しめなかった。今の時代に、中華系の移民で、召し使いになるような貧しい設定が通用するのだろうか。
そして、その召し使いの男のスーパーマンぶりにも、痛快さを通り越して、作り物くささを感じた次第。主人公がどんなヘマをやらかして危機に陥っても、結局このスーパー召し使いが助けてしまうという、単純すぎるストーリー。キャストも豪華な割に、それぞれの役がほとんど印象に残っていない。ちょっと残念な出来だったと思う。
2018.9.6
ブルース・リーは出てません
結構面白かったです♪
ブルース・リー
ケイトーのスケッチにブルース・リーを描いたものがあった。やはりブルース・リーにリスペクトしてたんだな。
悪党を一掃しようと最初にやったことは父の銅像の首を切り取ることだった。この辺りからコメディ感爆発。まずは動機がかなり安易なものだったことに驚いたのだが、徐々に本当の正義とは何か?と放蕩息子のブリット(ローゲン)は気付いてゆく。正義の味方ってかっこいいじゃんといった前半だ。それもかなりダークなヒーローを目指すあたりがいい。
従業員75000人を抱える新聞社デイリー・センチネル。かつては真実の報道を追及していた会社だったが、地方検事のスカンロンが再選目的のためマスコミを買収し、犯罪撲滅の公約を果たすような悪党だったため、徐々に正義感が薄れてきていた。偶然にも悪党狩りを突き進んだグリーン・ホーネットと相棒のケイトー。その頂点たる麻薬ギャングの大物チュドノフスキー(ヴァルツ)が黙っちゃいなかった。
年を取りすぎたヒロイン・キャメロン・ディアスは犯罪学を学んだだけあって、彼らにチュドノフスキーの行動を予測して教えるが、コメディキャラのローゲンにはなかなか伝わらない(笑)。最初の取引現場でもいきなりの重機による土砂生き埋めシーン。後半のカーチェイスも楽しめる。残虐なところでは、緑の服を着た人間、緑の車に乗った人間が大勢殺されたところ。かなり悪党を殺しまくることにコメディタッチとギャップがあるのだが、スカンロンの悪行を暴けなかったという中途半端な爽快感になってしまったのが残念。
私はかなり好き
最高にバカバカしい
むむむ?
子供っぽいおもちゃが登場するお気楽英雄もの娯楽活劇
総合60点 ( ストーリー:50点|キャスト:60点|演出:70点|ビジュアル:75点|音楽:70点 )
もともとはテレビドラマで有名になる前のブルース・リーが日本人役を演じていたということで、作品の名前だけは知っていた。内容は子供っぽい内容のB級感のあふれる喜劇的活劇で、物語・登場人物ともにあと一歩足らないといったところ。適当に娯楽として活劇部分を見る程度の心構えで十分。
微妙なヒーロー映画
見る前に注意点
この映画はヒーローものではなく、コメディ作品ということを知った上で観ましょう。過去のアメコミヒーローものとは別物です。
主人公コンビのキャラも良く、掛け合いの息も合ってるし、内容もテンポ良く進むので観ていて何も苦になりませんでした。
ただ、主人公と悪役との関係性が薄い為か、見終わった後にこれと言ってこの作品の印象も薄いものとなりました…
この映画は元々ドラマからの映画化らしく、それを聞いて納得。この2人のキャラを活かすなら短編的な話を続けた方が面白いだろうと思います。ドラえもんみたいにいろいろな道具を作って楽しむような内容とかうってつけかな!?
印象は薄くとも嫌悪感なく観られる作品にまとまっていると思います。
ケイトー無双
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