グリーン・ホーネットのレビュー・感想・評価
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緑より赤が好き
ミシェル・ゴンドリー監督、まさかのアクション大作。 厳格で融通のきかない父への反発からヒーローを目指す、 という点はユニークだし、背景がミヨーンと伸びたりする 3D特化の格闘シーンや破壊満載のカーアクションも楽しい。 だが思うにこの映画……主人公の魅力にとにかく乏しい。 これってヒーローものにとってはかなり痛い事だと思う。 僕はどうも主人公ブリットの“無邪気な金持ち”っぷりが苦手で苦手で。 最初は『アハハこいつバカだなぁ』と笑ってられるが、父親が死んでも 生命の危機に晒されてもいっこうに成長する気配が見えない上、 挙げ句は自分の無能さを棚に上げて相棒をコケにする始末……。 こ、この金持ちのボンクラボンボンがッ! そんな主人公も最後の最後の最後の方でようやく 使命に燃える男となるが、そこに至るまでが長過ぎて ほとんど愛想を尽かしてしまっていた。 そういやブルース・ウェインやトニー・スタークも大富豪兼ヒーローだが、 彼らは独立独歩だし、人に責任をなすり付けたりしないもんなあ。 唯一、カトーの為に悪党共を己の拳で叩きのめすシーン だけはカッコいいのだけど、『アドレナリンによって瞬発力や 危機回避能力が跳ね上がる』というのが事実かどうかはともかく、 特異体質でも無い主人公が突然あれだけ強くなるのは どうにも腑に落ちない。 それと相棒カトー。 原作の設定はよく知らないが、カトーが格闘の達人である理由が 『幼少時代からスラム街を生き抜いてきたから』ってのは……。 上海ってあんな鬼のように強い人がゴロゴロ居るのかしら (中国なら居ないとも言い切れないが)。 なんかこう殺気が足りないというか、ちょっと迫力不足。 それにキャメロン・ディアスも インテリな役ってあんまし似合わない気がする。 華はあるが、彼女じゃなくてもいい役じゃないかな。 とまあここまで散々書いてしまったが、 暗黒街を仕切る男チェノ……チェドノス……チェルノブイ…… 失礼、チェドノフスキーを演じたクリストフ・ヴァルツは良い。 冷酷だけどどこか間が抜けてるというか茶目っ気があるというか、 愛嬌があって憎めない。 あの妙チキな武器といい素敵なネーミングセンスといい、 やること為すこと面白くって、主人公達以上に出番が 楽しみなキャラだった。 以上! 退屈な映画とは言わないが、 3D料金を払って観たせいか、ちょっと損した気分。 <2011/1/22観賞>
It's cool!
主役、脇役、悪役、みんなカッコいい!
夢の中のような、ハチャメチャな話なので、みんながなりたいヒーローなのだと思いました。
キャメロンディアズは、知的でかわいくて、秘書にしたいですよ。
アンバランスな組み合わせは、いろんな人に見てもらいたいからかも。
3Dは、もっと進化して、3年後には、i-MAXでなくても、飛び出す技術がでてきます。まだ完全ではないけれど、少し高くても、せっかくなので、劇場では、3Dでみます。
単純に面白かったけど、3Dにする必要はあるのだろうか。。
全般的には楽しめたんだけど、セス・ローゲン演じる主人公が、単なるわがままな人間に見えて仕方なくて(最初のパトロールでの警察に対する行動とか)、ちっとも魅力的じゃなかったのが残念。原作を読んだ事はないんだけど、オリジナルでもあんなもんなんでしょうか?
あと、1番飛び出していたのがエンディングロールってのはいかがなもんでしょうか? 何箇所かミシェル・ゴンドリーらしさを感じた場面もあったけど、なんか勿体ない仕上がりの気がしました。
メカニックと二人のガキの喧嘩が最高です
期待してなかったので意外に面白かったことが高得点の理由です。とにかく主人公がもの凄くかっこ悪くて駄目な奴なのが逆にいい。アクションものよりはコメディとして見た方がいいかも。でもメカニックはかっこいいです。そして二人の子供みたいな喧嘩シーンに結構長い時間使われた所が個人的に好きです。とにかく笑って見てください。ブラッドノフスキーもなかなかいいキャラです。
アクションはハチャメチャで派手だけど最近では普通かな。
3Dは慣れてきちゃうんで特に感動もなく2Dで見てもいいかもしれません。
痛快アクション
2Dで鑑賞してきました。 知的な秘書役のキャメロンディアズ、 父親役のトムウィルキンソンや、 マフィア役のジェイムズフランコ、 ラボでドラッグを製造する役をエドワードファーロングなど、 思わず笑ってしまうキャストが出てきます。 これに主役がセスローゲン、ジェイチョウときたらコメディですよ。 カーアクションも格闘シーンも見所満載で、迫力があります。 ブルースリー、ホワイトストライプス、サムクック、 man in blackことジョニーキャッシュなど、 音楽も映像もセンスの良さを感じます。 定番ですが、 主役二人の出会い、やがて仲がギクシャクして喧嘩別れし、 最後には友情が芽生えるといった話の流れも上手かった。 悪役のブラッドノフスキーもキレたら怖いマフィア役でしたよ。 カッコイイんだか悪いんだかよくわからない拳銃持ってましたけどね。 単純にあれこれ楽しめる映画です。 エンドロールの最後にSONY make. believeのロゴが出てきたので、 創る精神や技術を感じられたのが嬉しい。
クリストフ・ワルツの存在感。
「イングロリアス・バスターズ」で、ナチス将校だった彼。
それで、アカデミー賞を獲得したクリストフ・ワルツ。
今回も、自分が大好きで、悪いヤツなんだけど、イケてないボスを好演。
彼はおもしろいわ~。
ジェイ・チョウ。
彼らしいカトーを好演。
カトーのノートは、必見。
あんな人の似顔絵が・・・。
チャウ・シンチーだったら、違ったカトーになったね。
セス・ローゲンとのコンビも、楽しい。
二人を虜にするキャメロン・ディアスも可愛い。
車の装備は、バットマンもびっくりの装備。
ジェイのアクションも冴えて・・・
なんだけど、ちょっと中途半端。
カメラワークが、良くないのかな。
アクションシーンや爆発シーンは派手なのに、見応えがない。
もっと面白くても良さそうなのに、お腹の底から笑えない。
もったいないな~。
3Dでなくても良いのでは。
中身は浅い、ネタとしては面白い
私的には、内容は浅いが
分かりやすく面白かった。
マフィアのボスに車を
トラックにはさまれて
落とし穴に落とされて土で埋められてどうなるかとぉもったり…
いろんなとこでハラハラさせてくれるが、
それはないだろう…とおもう所もいくつかあった
でも個人的にジェイチョウの天才なのに控えめな可愛らしいところがすごくカッコ良くみえてきゅんとした(笑)
無念
派手と言うよりハチャメチャなアクションは食傷気味。 TVシリーズはほとんど夜しか活動しないし、ダークでかっこよかった。 ブリットは知的でハンサムだったし、ブルース・リーよりも ちゃんと主役してたです。 そしてブルース・リーは強いけど三歩退いてる設定が心地よかった。 今時のアクションは単純に楽しいけど、無念寝てしまった。 やっぱりキャメロンはミスキャストだろう。 (個人的にあの顔が好きになれない) ブリットを病院に連れて行くところはよかったです。 (TVでもあったような記憶がありますが)
「バッドマン」より古い!?
テレビシリーズをブルース・リーが演じていたのは知っていたが、知らなかったのは原作が第二次大戦前のラジオドラマで「バッドマン」より古かったってこと。 相棒のカトーは名前が日本人のようだけど上海出身だったり、摩訶不思議な東洋人としてのキャラか。できる男でありながら、召使いや運転手としての仕事しかないカトーと対称的なのが、地元の名士でもある新聞社社長の二代目バカ息子ブリット。自分勝手のお調子者で父親からもクズ扱いされてる。他のヒーローものと違って、彼が本当にクズなところが逆に面白かった。 彼らのすることは、アクションシーンとともにハチャメチャで、あきられずには見られます。 3Dは、例によってエンドロール中が一番飛び出てた。 ところで、この映画にキャメロン・ディアスは必要ですか?
おもしろいのだが・・・
セス・ローゲン演じるブリットの馬鹿さかげんにも笑えるが、そもそもLAギャングの黒幕であるチュドノフスキーのヌケ具合からして壊れた可笑しさがある。クリストフ・ヴァルツが、非情な一面を持ちつつスマートな身のこなしにコンプレックスを抱く悪玉を好演。 ブリットの相棒カトーは、日本人とも中国人ともとれる曖昧な設定。どちらの国にも気を遣う今の米政府のようだ。カトーという名は日本的な響きだが、ジェイ・チョウの人を食ったような目つきは日本人には見えない。生まれも上海と言っている。かと思えばジャパニズ居酒屋が出てきたり、ここでもいい加減な設定で何でもありだ。 武器も突拍子もないものばかりで、童心に戻って楽しむにはもってこいの映画ではある。 ただ紅一点のキャメロン・ディアスが色気不足。同じく荒唐無稽な「アイアンマン」で秘書を演じるグウィネス・パルトローのようなそこはかとなく漂う色気が感じられない。このまま色気を捨ててドタバタ・アクション女優の型にはまってしまわなければいいが・・・。 もうひとつ、3Dの必要性に疑問が残る。言い換えれば、3Dによるアトラクション要素がなかったら薄っぺらな内容で、3Dで誤魔化されたかな?という気分が残る。設定が幼稚そうでいながら逆にきっちりキメた「キック・アス」を観たあとだとなおさらだ。童心に戻って楽しみたいが、子供騙しでは100%ノリ切れない。 3D上映の400円の上乗せがなかったら★3つ。
お子様も安心して御覧頂けます。
いやあ、ハハハ。 リメイクですか。 どうなんでしょうかね。 面白かったんですけどね。 ノリも良かったし。 ギミックや色彩なんかも、ミシェル・ゴンドリーらしいゴージャス感(エターナル・サンシャイン的な?)に溢れてたし。 んー、何だろう。 これって、純真に、このノリにライド出来るかどうかなんでしょうね。 物語の素材、モチーフも良かったし、3Dの使い方だって悪くなかったし。 ただ、どうにもね、お話が幼稚に見えたというか。 ストーリー運びや、主役2人のヒーローになる動機とか、まあ諸々。何だか甘く見えてしまって。 それがダメということじゃなくて、そういう部分を楽しめるかが分岐点だと思うんですけどね。 あと、これは自分が決定的にダメだと思ってるんですけど、コメディ路線に寄り過ぎてたのが上手くハマらなかった。 もっと辛辣な展開、少しグロいぐらいの描写を期待していたんで、肩透かしを喰ったというか。 先入観持ったらいけませんね、やっぱり。 でも、裏を返せば、それって『お子様も安心して楽しめる娯楽映画』ってことなんですよね。 「純粋に、頭を空っぽにして」楽しむ映画。 自分も、そうやって楽しめば良かったかな。
類は友を呼ぶ
派手で楽しいアクションへの繋ぎとなるドラマが退屈。 主人公のブリットが最後まで好きになれなかった。 見た目おっさんでも,中身は子供のまま。(悪い意味で) バカでドジで心が狭い・・・。 グリーン・ホーネット活動は, 正義感に目覚めた訳じゃなくて, 新しい遊びを見つけた感覚でしかないから応援できず。 相棒のカトーは, ジェイ・チョウのハンサムな風貌と合っていて印象に残った。 得意技「スローダウン」の表現が素晴らしい。 カッコいい! 彼と, 子供的な発想をそのまま具現化した愛車と, キャメロン・ディアスが美味しいとこ取り。 それだけ。
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