「ヒーロー物の主人公がいやな奴ってどうなんでしょう。」グリーン・ホーネット としぱぱさんの映画レビュー(感想・評価)
ヒーロー物の主人公がいやな奴ってどうなんでしょう。
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最初に言っとくが主人公カッコよくないのである。
金持ちのボンボン育ち、友達ななく、空気の読めない、本も新聞お読まない馬鹿。
カトーにおんぶにだっこで、物語も最後まで進んじゃうのですが、いまいちヒットしなかったのは、すばり、キャストでしょうね。
バットマンもスパイダーマンもダークや弱い部分はあってもカッコ良かった。復讐に立ち上がるヒーロー達は暗くってもかっこ良かった。だから感情移入ができるのだが・・・・・・。
が、しかしである。
ジェイ・チョウ、キャメロン・ディアスはまあ、許そう・・・決してハンサムでない典型的なアジア系のメカオタクの設定であっても、それが36歳の派遣秘書ってあり得ない設定であっても。
しかし、しかし、セス・ローゲンだけはミスキャストだ
カッコよさもニヒルさやクールさも彼では表現は無理である。
すごく、いやな奴って設定以前にコメディアン出身ではこの役は無理。
これだけが凄く残念。現代に1960年代の車をチョイスってのもいいし。
ギミックや、ストーリーも良かった。何といってもリバイバルだけにオリジナルテーマ曲が流れただけでも結構楽した。
主人公役替えて続編できてほしい。
切に希望する。
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