ラブファイトのレビュー・感想・評価
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あんまり感情移入できない
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ヘタレ高校生の主人公はケンカの強い幼馴染の女子高生に守られてきた。
それが嫌でボクシングを始めるが、この女子高生も同じジムに入る。
お互いに、好きとかじゃないようなことを言ってるが、
このテの映画が常にそうであるように、実はお互いに好きというパターン。
女の子は強がってジムのボスにキスされる。
本当はそばにいた主人公に止めて欲しかったというパターン。
でもそれができなかったことで、お互いに自分の気持ちに気付くというパターン。
で、主人公は相変わらずヘタレだが、才能は誰よりもあるパターン。
で、精神的に一皮剥けて、急に異常に強くなるパターン。
最後は何故かこの2人が公園とかで戦って引き分ける。
そのまま何となくスガスガしい感じになるパターンで終了。
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まあよくあるパターンの青春映画という感じ。
でも何か長く面倒くさい印象を受ける。
恋愛映画が好きでないというのもあるが、感情移入できないのが原因。
主人公がイケてないのと、ヒロインが強すぎであり得ないからか?
あと、ジムのボスと女優の恋の話も絡んでたが、
別にいらないんじゃないかと思った。
セクハラ親父をパンチ一発で倒すシーンも無茶やし。
まあ好きだった桜井幸子が出てたからええねんけど。
あとヒロインの北乃きいのアクションは結構イケてたと思う。
作品自体の“売り”がどこにあるのか今ひとつ掴めない
やば!北乃きいちゃんめちゃ可愛い。しかもパンチラ見せ放題で、「疲れた中年が好き…」って(*^_^*)グフフ
大沢たかお初プロデュース作品は、女の子に守られるのを恥ずかしく思っている男の子がボクシングを通して成長する物語。
主人公の林遣都君が元ボクシング日本チャンピオンの大沢たかおと出会ってボクシングを始めるのだが、面白かったのは北乃きいちゃんに見つかって彼女もボクシングを始める辺りまでかな。
この後、大沢たかおと桜井幸子の元恋人コンビの話がメインになって来るので、暫くの間2人は蚊帳の外に…。
一応は若い2人と、元恋人だった2人との話を対比させているのですが、正直言って、お互いに落ちぶれた話や、何だか分からないドキュメント映画のスパーリングをする話等はそれ程上手く組み込まれているとは思えない。ただ単純に別れた2人が再会するだけで良いじゃないか…。
それにしても、あんな下手な再会場面は無いよなぁ〜。
細かいエピソードもどこかで出て来るものばかり。顔面を殴れないのは「明日のジョー」での力石戦後の話だし新味は無い。
因みに、大沢たかおの昔のリングネームは“ジョー大木”でしたね。
ところで、流石にプロデューサーとなるとやりたい放題出来る様で、北乃きいちゃんとのキ○シーンはどうなのよ?…っと。
主演の若い2人は少しでもボクサーに見える様にと頑張っていて、テレビ等で流れているメイキングでは本物のボクサーの様に見えていたのに、肝心の本編の中では、あまり上手く見えていないのがちょっと可哀相でした。
奥田さんがちょっと怖い。「あたしの16歳をめちゃめちゃに…」のところは、大笑いする場面ですよね…ですよね?
林君って前々から思っていたんですが、顔立ちは整っているのに身体と顔のバランスが妙にあっていない気がするんですけどねぇ〜。
そして相変わらず走り方が何となく変だ!
作品自体の“売り”がどこにあるのか今ひとつ掴めないままエンディングへ。
(2008年11月27日新宿バルト9/スクリーン7)
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