「【”地球を再生させるためには、個々の人間の思想、行動を変えるべき”2007年の環境保護ドキュメンタリーだが、現在でも十分に訴求力ある映画である。】」The 11th Hour NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【”地球を再生させるためには、個々の人間の思想、行動を変えるべき”2007年の環境保護ドキュメンタリーだが、現在でも十分に訴求力ある映画である。】
ー 序盤までは、数々の環境問題を憂える人から、地球温暖化、海洋汚染、森林破壊による砂漠の拡大、そして喘息患者の増加など環境破壊が人体に与えている悪影響が語られる。
だが、中盤からは”地球を火星のようにしないために”個々の人間の思想、行動を変えるべきと言う示唆に富んだ当時から着手されて来た事柄が、事例を交えて語られる。
化石燃料を必要としない電気自動車の開発と普及、風力発電の推進、電力のLED化、海に汚染物を流さない(家庭でも油を下水に流さない。分別廃棄)、廃棄物0、Co2削減・・。
どれも、私達が2024年現在、行っている事である。
人類は馬鹿ではない。将来を担う子供達や、未来の人類に”あの時代が有ったから、今の地球は再生した。”と言って貰えるように、今、私達が何をしなければいけないのかを強く訴えかけるドキュメンタリー。
今作をレオナルド・ディカプリオが製作したという意義も大きいと思う。私はハリウッドで成功した俳優の多くは意識の高い人が多く、且つ稼いだ富を人類のために使っている俳優が多い事はご承知の通りである。
企業で働く私も、電気自動車の開発と普及、電力のLED化、廃棄物0、Co2削減などに取り組んでいるが、もっと推進しないとな・・。ー
<今作は、”環境保護は人間一人一人の意識、行動の変革に掛かっているんだよな”と改めて認識した、貴重なるドキュメンタリー映画である。>
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