劇場公開日 2008年8月23日

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スター・ウォーズ クローン・ウォーズのレビュー・感想・評価

全23件中、21~23件目を表示

4.5壮大なTVシリーズの序章

2008年8月17日

幸せ

この映画は、来年から始まる予定のCGアニメTVシリーズのキックオフ上映=「序章」として劇場公開されるもので、2003年TV放映された2Dアニメの傑作”Clone Wars”の流れを汲むものです。ルーカスの話によると来年の放送は22分の放送で100エピソードあるそうで、ファンとしては本当に楽しみです。

さて、劇場公開された本作ですが、私のようなダイ・ハードなSWファンにとっては非常に満足のいく出来でした。レビューで酷評され、IMDbでも10点満点中5点という低得点を独走中。劇場もすかすかのこの作品。決して、万人受けするものではなく、これまでの劇場実写エピソードI~VIまでの6作品を期待して見に行こうとしている方は行くの止めたほうが良い、と断言します。少なくともTV放映された2Dアニメの"Clone Wars"を見たことのあるファンにしか受け入れられないでしょう。そういう意味では、スピード・レーサー同様、賛否両論となるであろう本作品。TVシリーズのプロローグ的作品ですから、一般の方には1800円の価値はないといえます。気をつけてください。

前置きはこのくらいにして、あらすじは「Episode IIとIIIの間のクローン戦争の最中、アナキン・スカイウォーカーはオビ・ワンの差し金で若きパダワン(弟子)を迎えることになる。このパダワンが数年前のアナキンに輪をかけた無鉄砲なおてんば娘であった・・・。」というところから始まります。とにかく、このパダワンとアナキンのやり取りが微笑ましかったです。登場人物のルックスが2DアニメのClone Warsと同様、見始めはかなり違和感がありますが、すぐに慣れます。声はC-3POとメイス・ウィンドゥ以外は実写版と違うのですが、これもすぐに慣れます。

この作品はファンは本当に必見で、旧3部作のとってもマイナーなB-ウィング・ファイターの原型のような宇宙船が今回のメインマシンだったり、あの〇。〇の息子や親戚が出てきたり、ファン垂涎のバウンティハンターやドロイドが登場してきます。とにかく、これからのTV放送が本当に楽しみです。個人的にはファルコンが出てきてほしいところですが・・・。ちなみにスコアは、私がスターウォーズファンであるからの点数であって、映画としてはB-くらいの作品ですのであしからず。

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dobuboba

3.0題名がよくわからん?

2008年8月16日

笑える

楽しい

幸せ

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としぱぱ

4.5激しい戦闘シーンはいいとして、実写版の心理面での深みを求めてきたファン層にとって、薄っぺらい作品に見られてしまうでしょう。

2008年7月11日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 ボディチェックのため遅々として入れれず長蛇の列が並ぶところを我慢して行ってきました。
 シリーズお決まりの『遠い昔、はるかかなたの銀河系で・・・』のオープンニングシーンは歓声と拍手が。小地蔵もこれだけでクグッと感激しました。
 そしてさすがクローンウォーズとうたっているだけに、のっけから激しい戦闘シーン。さすがに人物を見ると3Dアニメに見えますが、戦闘シーン特に宇宙戦では実写シリーズとさほど変わらない映像でした。この辺は3Dアニメの描写技術の進歩を感じましたね。
 とにかく雲霞のごとく押し寄せる分離派のドゥークー伯爵の軍隊に対し、共和国のクローン部隊は押されつつも、ケノービやアナキンジェダイの騎士たちの活躍によって反撃していきます。3Dアニメのいいところはジェダイの騎士たちの戦い方が、よりスピード感を増して描かれていることです。実写版では充分描けなかった空中バトルも迫力ありましたよ。
 新キャラのアソーカは、気の強さでいい味だしていました。生意気なんだけれど、やることもきっちりこないタイプ。気むずかしくて孤高なアナキンでも思わず頼りにしてしまう相棒役にすっかりなっていました。
 ということで、スターウォーズに迫力あるバトルシーンを求めているファンにとっては大満足な作品です。
 その反面、シリーズの2から3にかけてアナキンのダークサイドへの心理の変化や姫との恋などはほとんど触れられず、実写版の心理面での深みを求めてきたファン層にとって、薄っぺらい作品に見られてしまうでしょう。
 フォースの光と闇の力にもあまり触れられず、ヨーダの登場シーンも少なめ。フォースあってこそのスターウォーズという向きには、失望するかもしれません。
 それでもシリーズを通しで見た北ファンにとって2から3に大きく空いたクローン戦争のエピソードの穴を埋めるのに充分な話でありました。
 まだまだ3の冒頭のような決着はついておらず、充分続編が作られる要素を残しており、今後が楽しみです。

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流山の小地蔵