「スター・ウォーズ然としていて見やすい」スター・ウォーズ クローン・ウォーズ kame-pukupukuさんの映画レビュー(感想・評価)
スター・ウォーズ然としていて見やすい
動画配信サービスで視聴しました。
ドラマシリーズのオビ・ワン・ケノービを見るためにディズニープラスに加入し、オビ・ワン・ケノービとマンダロリアンを見終わったため、本作を鑑賞。
とにかくテンポがいい、という印象です。アニメだからか話すスピードが速く、間も短かったように感じました。基本的にジャバ・ザ・ハットの子供の誘拐事件を軸にストーリーが展開していくため、旧三部作、新三部作ほど話の展開は大きくならない中で、戦闘シーンも人物描写もバランスがよく、旧三部作、新三部作のようなバランスを感じることができました。
アソーカとアナキンの掛け合いも絶妙で、アナキンってこんな一面もあったのかな、と思わせてくれました。登場してくるキャラクターの性格がよく表現されていて、いい意味でそのキャラクターをもう少し深く理解できる、よい補完がされていたようにも思いました。
本作を見た後だとアニメシリーズも面白そうだな、見てみたいなという気もしつつ、7シリーズもあるのかよ、という気持ちもあり、どうするのか悩んでいるところです。
本作は自分としてはジョージ・ルーカス臭(そんなものはないでしょうが笑)を感じることができたスター・ウォーズ作品でよかったです。
完全に余談ですが、直近でマンダロリアンとオビ・ワン・ケノービを見たため、どうしても比較してしまう部分がありました。なので、最後にその2作の感想を少し書きますが、見てない方や興味ない方は読み飛ばしてもらえたらと思います。
マンダロリアンは、基本的にカウボーイビバップ(アニメ)のような作りなので、スター・ウォーズ感はあまり感じないが、2シーズン分を飽きずに鑑賞できるぐらいには、普通に面白かった。最終話は、ついに〇〇〇キターーーー!!!!という感じ。〇〇〇ってこんな強かったんだ、とも思いました笑。
オビ・ワン・ケノービは、オビ・ワン・ケノービとダース・ベイダーの対戦が見れたことはよかったが、描写が少々人物の感情に寄りすぎていて、旧三部作や新三部作のような戦闘と人物描写のバランスとは異なっているように感じた。自分としては、そこまで人物を描写しなくても・・・と思ってしまったし、描写しすぎたせいで、最終話にはなんとなく納得感を持てず、モヤモヤしてしまった。しかし、ライトセーバーの戦闘シーン等はスター・ウォーズシリーズ屈指の映像だったと思う。