「緊張感のなさと、どんでん返しが無いのが致命的」レイン・フォール 雨の牙 五郎左衛門さんの映画レビュー(感想・評価)
緊張感のなさと、どんでん返しが無いのが致命的
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スタイリッシュなつくり。日本を揺るがすよう、機密情報漏洩危機。
この情報がダウンロードされたメモリースティックが、要になりますが、あまり大した内容ではない機密情報。
汚職の証拠など、CIAが血眼にさがすネタなんでしょうかね。。。。
ハードボイルドで命をかけて入手するには、もっとインターポールやバチカンを揺るがすようなネタが必要では。
椎名桔平が、これはこれでいいのでは。
榎本明が演じる刑事がもっと物語の中核に絡み、最後は椎名桔平と一緒にCIAとやくざを出し抜き、うまく事が運んだと思った時、榎本が撃たれて死んでしまうなど、もっと登場人物を動かしたほうが、見てるほう中だるみが生じなくよかったのでは。
サービスカットのような椎名桔平と長谷川京子の淡い恋は、ややとってつけたようですが、
孤独の殺し屋にひとときの、人間らしい「恋のような感情」がこの映画で椎名桔平の武闘派だけではない、弱い一面も演出されていて、必要なエッセンスかと思います。
次の期待したいです。
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