バンク・ジョブのレビュー・感想・評価
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どこまで実話?
冒頭から情事の盗撮シーン、よくあるアメリカのB級映画かとちょっとがっかり。せっかくのジェイソン・ステイサムなのにこれまた冒頭から借金取りにやられ放題なので引きながら鑑賞。彼らしいアクションシーンはラスト近くにちょっとはあるが、これでは彼を使った意味が無いでしょう。
映画は1971年に実際に起きたロイズ銀行強盗事件に基づいているというが、事件報道は4日後に政府により全面禁止されたそうで闇の中。近年になってタブロイド紙のサイトで王室スキャンダル絡みと報道され噂が広まったそうだ。製作のジョージ・マッキンドーが犯人の二人にインタビューしネタを仕入れたそうですがどこまで真実かは定かでありません、映画の通りだとしたら腐りきった英国、とてつもない話ですね。ネットで調べてみたら女王の妹の相手はジャマイカ人だったとか、マイケルXの信奉者で保釈金を払ったのがジョンレノンだったとか驚きです。
貸金庫の怪しさと闇
金融機関にいた時、担当した機会があった。あの感じの金庫室で箱を取り出して小部屋までお持ちする。中身は観てはいけないから、重さで想像した。異常にに重い箱は金塊でも入っているんじゃないかと思ったもの。
だから、その怪しさが現実に晒されたということなんだね。ヒロインの取引になった写真はともかく、盗む方も現金と宝石だけとかしなかったんだな。これは驚き。隠している深い闇が晒されそうになると、反動は恐るべし。
いやあ、パズルのようにすべてのピースが填まって、運良く生き延びて良かった。
今ひとつ分からん
ジェイソンらが銀行の貸金庫から金品を盗む。
その中には王室のスキャンダルとなる物も含まれていた。
それで怖い人らに追われてバタバタ。
何人か殺されたりもするが、ジェイソンは生き残る。
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実話ベースらしい。王国スキャンダルも映画になるのな。
何かみんな顔似てるし、ながら見してたんで、途中からよう分からんかった。
面白い作品だった
少し前にテレビで放送になってから気になっていて、ようやくノーカット版(レンタルDVD)で観終わりました。
J・ステイサムの出演作品ということで、スタイリッシュな(だけ・失礼!)の作品かと思いましたが、どうして、どうして。
結局、テリー(J・ステイサム)は、家族を守り通して、幸福を手に入れたのですね。そのことが、とても印象的な一本でした。
その幸福は、いわば「毒樹の果実」を基にしたものでした。同じような結末の『天使の分け前』(監督:ケン・ローチ、2012年製作、イギリス・フランス・ベルギー・イタリア合作)では、あまりすっきりとはしなかったのですが、どうせ根源が、まっとうに被害を申告できないような不正な蓄財の結果だったとしたなら、「まぁ、こういう結末があってもいいのか」とも思い直せるようになりました。
その意味では、感慨深い一本になりました。観終わって。評論子には。
(追記)
J・ステイサムというと、スタイリッシュな「マフィア的」(失礼!)なカッコイイ役柄を演じる俳優さんだとばかり思っていたのですが…。
借金まみれで、つぶれそうな中古車ディーラーの親父という、しょぼい(?)役柄の彼は、初めて観ました。
それでも、さすがはプロの俳優さんですね。その役柄をぴったりと演じていたようにも思います。
なかなかのサスペンス
銀行強盗で見張りと無線機にて連絡。その会話を傍受されたことによって、銀行が特定されそうになるサスペンスが良かった。
貸金庫にある本命の写真以外の秘密が絡んで来て、命の危険が迫ってくる展開も良かったです。
気になったのは下記です。
・騒音の苦情で警察がやってくるが、その後のドリル作業への影響が見えない。
空洞を見つけて、その結果静かになるが、もう少し騒音を気にして欲しかったです。しかし、無線機と同じ偶然による回避が2回続くのは良くないので、あっさりした展開にしたのかも。
・銀行からの車を変えての逃走
間違った車を追跡した相手は、直ぐに戻ったらまだ間に合いそうな気がします。地下の駐車場で車で変えるシーンがあるからだと思うので、そのシーンは不要だと思う。
・同じ時間に待ち合わせした狙いが良く分からない。
無罪放免と仲間の救出の作戦をしっかり提示していた方が、誤算があった時のハラハラドキドキがもう少し楽しめる気がします。潔白な警官が最後に助けてくれる展開なら、元帳のページを破るシーンで終わりにして、あまり見せない方が良いと感じました。
以上
それぞれの思惑
王室と裏社会との接点とは…。
妻に切々と語るジェイソン・ステイサムに心を動かされそうに…いやいや、違うでしょ 😆
それぞれの思惑が絡み合い、見応えが有りました。実名も有り、なんですね。。
ーM I -5 M I -6
ーあなたは秘密諜報員かも
BS日テレを録画にて鑑賞 (字幕版)
イギリスの実話
被害額は当時のレートで25億、
今で言う500億ぐらいらしい
恐るべし貸金庫
実際に報道規制がされたせいでこの事件のことは
ほぼ憶測でしか語られておらず今も真相は闇の中
という美味しい題材をちゃんと美味しく調理された映画
実話を元にするとめちゃくちゃエンタメ化されてるやんけ!ってこと多々、でもこれは真相が表面化されてない分、現実と映画の相違があまりないし実際にこんな内容だったのかもなあ〜とも楽しめる
タイトルなし
イギリス映画でもさいけど、テンポよく面白い。貸金庫強盗で盗んだスキャンダル写真を巡り、政府、暴力団、売春組織、警察が絡み合う。これが実話と言うのが一番凄い。ジェイソン・ステイサム若いし、アクションは珍しくラストのみ。しかし、どこまでが本当だろうか!今頃犯人はどうしてるのだろう
お前も犯罪者だかんな!!!!
…と声を大にして言いたくなる映画。笑
主人公は中古車店を経営しているが、家族も従業員もいるにも関わらず経営が上手くいかず借金の取り立てに追われる日々。
で、チョイ悪いことを細々とやっていた時の昔の仲間(女)が連絡とってきて、突然「銀行強盗やろうぜ!」と言い出す。最初はちょい悪いことしかしてこなかった自分達に銀行強盗なんてデカいヤマは無理だと渋るが、女が何か企んでいると気付き、昔の仲間を集めて強盗。
実は女は別の事件を解決するため、貸金庫に預けられた写真目当てで銀行に入るが、その写真を手に入れたことがバレてしまい、女だけでなく主人公たち全員が巻き込まれ、後半急展開に。
…という感じのストーリー。
今回は実話を基にした話ということで、主役のジェイソン・ステイサムが大人しい。ま、そりゃそうか…とか思ってたら、つえー!
後半はいつも通りのドカバキ展開。
いや、お前中古車店のしがない店長設定だったろ!つえーな!
しかも主人公、家族のために金が必要だ!とか言って銀行強盗したのに、あっさり不倫。で、追いかけられて危険な状況で家族の元へ電話・帰宅。「不倫したけど今でも愛してる!この金持って俺がいなくても幸せな暮らししてくれよな!」。
奥さんは当然ブチ切れ。家族のためとかほざいて出てったと思ったらお尋ね者としてラジオに仲間と連絡取ってた時の声を流され、子供達にそれを聞かれて犯罪者だとバレ、しかも金持って現れたと思ったら「不倫しました☆愛してるしこれからも一緒にいたいけど、無理なら俺抜きでも幸せになってくれよな…アデュー☆」。そらキレるわ。
不倫相手は本気で逃亡に着いてきてほしいと思っていたようだけど、結局不倫相手を捨てて家族の元へ。
最後は何故かヒーロー気取りで、正義を通したんだから強盗の件は不問で当然みたいな顔して家族の元へ戻ってきます。完全に自分が悪い事したって忘れてません??キミ犯罪者ですけど???
何もかも中途半端なクズ野郎です。
程よくハラハラもしますし、素人だからこその雑な計画、マヌケは割と惨い死に方するし、映画としてはそこそこ楽しめました。
ただ、やはり一応一般人役のはずのジェイソン・ステイサムがどう考えても常人の動きじゃなかったのと、素人とはいえ一応軽犯罪というほど軽くもない犯罪を繰り返してきた集団の割に間抜け過ぎる奴がいて「何でコイツ仲間に入れたの…?」とずっと疑問で仕方なかったのと、上にも書いたけど、主人公のさも「俺は正しいことをしてやったぜ!銀行強盗?国の危機救ってやったんだからそんなもん些細な事だろw」みたいな最後のドヤ顔がムカつく等々…ツッコミどころ多過ぎて、ちょいちょい素直に楽しめないシーンがチラホラありました。
「貸金庫を利用するような奴は、大抵人に見せられないような物を預けてる悪い奴ら」みたいな言い訳がさりげなく劇中にありましたが、それにしたって犯罪は犯罪でしょ。何開き直っとんねんというツッコミが頭を支配。
最後は一応ハッピーエンド?ですが、こっちは苦笑いでした。ヨカッタネー。
高い金出して劇場で観る内容ではないです。どうしても気になる人は、今から見るならもう旧作だから、TSUTAYAで半額デーや100円デーに借りれば100円です。個人的にはそれで充分かなと。
ちなみに今ならGYAO!で無料です。気になっていた方はぜひ。
銀行強盗
実際に起こったロンドン・ベイカー街のロイズ銀行貸金庫強奪事件。大きなニュースだったにもかかわらず、次第に報道されなくなった。英国史上数回しか発令されたことのないD通告(国防機密報道禁止令)による報道規制があったためとされている。
妻子ある中古車ディーラーのテリー(ステイサム)はマルティーヌ(バロウズ)の誘いに簡単に乗ってしまう。警備システムの交換のため1週間の無警備状態になる隙を狙い、2軒隣から地下にトンネルを掘るという計画だ。各方面のプロを含めた7人の仲間が集まった。一方、王室のスキャンダル写真を撮った、マルコムXを信奉する男マイケルXは警察から睨まれていた。また、テリーを付け回す借金取りも現場に張り付いていた。
マルティーヌの目的は違っていた。マイケルXを失脚させるため、写真を奪取しようとしていたのだ。金庫破りもそう簡単にはいかないもの。アマチュア無線家が通信を傍受し、警察へ連絡。どこの銀行かは特定できなかったが、徐々に追い詰めていった。
三つ巴どころではなかった!銀行の貸金庫を使ってるヤツは裏社会の人間も多い。諜報部員MI-5だかMI-6だかよくわからないがティム(リンターン)が麻薬密輸の容疑者マルティーヌに無罪放免するために計画させたこと。ティムにとっては王室のスキャンダル写真を奪うことでマイケルX(ピーター・デ・ジャージー)を失脚させるだけだったが、その他にも貴族や下院議員の写真があったり、ポルノ監督ヴォーゲル(デヴィッド・スーシェ)の汚職警官の賄賂台帳があったのだ。とにかく、命を狙われるテリーの仲間たち。銀行強奪が上手くいったのに苦難の道は続くのだ。そして、最終的に取った手段が、ティム、ヴォーゲル、そして警察にそれぞれ同じ場所で取引することだった。
登場人物も多く、展開も早い。人間関係を速やかに把握しないと置いてけぼりにされそうな内容だけど、後半はかなりスリリング。ヴォーゲルに殺されたデイヴ、何者かに殺されたガイとバンバス。悲劇もあったが、残りの仲間は無事で、いったん警察に捕まりかけたが、ティムの配慮か、即座に釈放。テリー家族は海外でクルージングを楽しんでいた・・・
ケヴィン(スティーヴン・キャンベル・ムーア)とマルティーヌは4回中華を食べ、1回セックスしたという間柄。テリーとの関係も怪しかったが何ともなかった模様。しかし、そうした恋愛関係まで織り交ぜるなんて、欲張りすぎだ・・・
実話だからこその終わり方
総合 :55
ストーリー :15
キャスト :14
テンポ :14
演出 :10
見返したい度:2
実話に沿った映画という事でしたが想像以上の内容でした。
昔はやはり警察と裏の結びつきが凄かったんだなと言う事と今もそうですが、日本とは違って王室と言ってもあまりよろしくない行為もするイギリス王室は現在だなと。
話自体は面白かったし初見の人には薦めたい映画ですが見返したいと思わなかったのは登場人物が皆最低過ぎるからです。
実話だからこそでしょうが、この映画の主要登場人物は味方含めて全員いなくなった方が世の中の為でしょうね。
最後の終わり方もバッドエンドだろうなと思ってましたがまさかのハッピーエンドで驚かされました。
嘘のような本当の話
素人集団でありながら幸運が重なり、怪我人を出すこともなく銀行の貸金庫強盗に成功したのに、盗品のヤバさから、その後命を落とす人々が居たのが残念でした。最後は本当に賢く切り抜けました。
裏社会の腐敗を暴き、巨大な膿を出せて、大金も得て、結果的には良い仕事したのかな。
これって映画なの?
話は面白いですが、映画としての醍醐味に欠けます。特に誰に感情移入する訳でもなく、再現ドラマを観ているような気分になりました。
しかしながら、デイヴ役のダニエル・メイズのちょっぴりアホでお調子者だけど憎めないイギリス人の若者役がハマってたような気がしますね。
そうか。もしかしたら、彼がクライマックスとは関係ないところで死んでしまうのが嫌で、この映画をそこまで楽しめなかったのかもしれません。
しかもこの映画における彼の身体的特徴の設定要る?っていう。
是非とも彼に着目してあげて下さい。
よかった
午後のロードショーで2回目。
おしゃれなのに面白い。最後四つ巴になるのだが、どの勢力も魅力的に描かれていた。ステイサムの毛根がまだかなりある。
ステイサムの奥さんは正しさを主張しすぎてうざいし、ヒロインはクソったれで信用ならない。どこに幸福があるのか分からなくなる。
絶対開けてはいけない箱
真面目でこぢんまりとした、面白くもない人生を送ってきた。
だから、こんな仲間達だったら私も銀行強盗してみたい。
チーム・テリーは面白いほど順調に、厳重な銀行内に進入。
だれも殺さず、金銀財宝を目の前に己の賢さに酔いしれた。
時間もタイミングも何処の銀行かも全て仕組まれていたのに。
国が全力で手に入れたい秘密とは・・・
貸金庫をあけ、無作為に奪い取った中に複数のジョーカーが現れた。
急転直下、過去最高ランクの災難が命さえ奪おうとする。
全ての登場人物が、それぞれの角度で歪んでいる。
頭が良くても、お馬鹿でも、変態でも、みんな魅力的に描かれる。
勝者はいったい誰?
銀行での大仕事。
名画座にて。
公開時にも評判が良かった作品みたいだが、私の近辺では
まったくかかっておらず、これはひょっとして…と期待したら、
やっぱりいつもの名画座にやってきた^^;ありがとうございます。
この監督で面白かったのは最近だと「世界最速のインディアン」
わりと地味でB級っぽい感じだったが、話が奥深くて良かった。
今回のもそんな感じで…話は上手く出来ているが、やはり地味^^;
でも実際に起こった事件をベースに(ある程度まで)リアルに描いて
いるようだ。まぁなんたってJ・ステイサム。頭は寂しいが声がイイv
ここに登場する強盗団は一応素人達だが、周りがMIー5だ、6だ、
悪徳警官だ、マフィアだ、そして無線愛好家だ…(爆)と喧しい。
なんでそんなに入り乱れるのかといえば、盗んだブツがブツだった、
(っていうかそれが狙いの計画なんだけど)というところだったのね。
この王室スキャンダル…は、何となく覚えている気がする^^;
なんか、とっても時代モノ!的な描き方をしているので懐かしい。
ファッション、音楽、パソコンもケータイもないからトランシーバー。
あぁ~ドリルで穴掘り稼業、も観ていてワクワクするなぁ。
こういう古臭い泥棒映画って、いかにもやってます!的で好きv
しかしやはりイギリス的(監督はオーストラリアンですが)というか、
それほどエンターテインメントに徹した描き方はしていないので、
笑える箇所と残酷な箇所と妙にエロい箇所とが全て淡々と交る。
どこかに感情移入しようとしても、主人公も結構いい加減なので^^;
あれじゃあ嫁さんも子供も可愛そうじゃんか…的な部分も否めず。。
彼が惚れる彼女も、もっと峰不二子ばりに悪党だと面白かったな。
もっと頭良いかと思ったけど、色気以外は大したことなかったのねx
後半の絶体絶命!な立場から、おぉ~そうなるのか!?とキマる
ラストまで、先が読めない展開が面白く、でも実際にこんな事件が
あったこと自体があまりに奇想天外過ぎるので、ビックリしてしまう。
(某俳優も極秘写真で俳優生命を断たれましたね。何故に撮るの?)
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