「ファック・カンプリケイテッド」バンク・ジョブ タンバラライさんの映画レビュー(感想・評価)
ファック・カンプリケイテッド
「現金に手を出すな」 というストレートな銀行強盗ものがあるのだが 知ってるかな。キューブリック監督だから知ってるかな。 これが 92分。 それよりも 20分 長いだけなのにこの作品はめっちゃくちゃ 複雑。外国人の名前は覚えにくいし頭フル回転したぜ。そして むしろ こんだけ複雑なものを1時間50分でやってくれて嬉しい。 集中して見れて 面白さが凝縮されてるように思った。 そして こんな 複雑でむちゃくちゃなことになっちゃった状態から上手く脱出したってうまくひねった脚本だったな・・と感心していたのであるが これがなんと 実話が元になってるっか! びっくらこいたわ。
ワシはこの作品を ジェイソン・ステイサムの最高傑作 に押すで。彼はギャングスター的でもあり 庶民的 でもある このキャラクターをうまく演じたと思うな。 かっこよかった
そして 改めて イギリス映画のクオリティの高さに驚いた。 ハリウッドと変わらないレベルですわ。 日本映画・・とほほ・・
あとディープブルーでセクシーなショーツ姿を見せてくれた サフロン・バロウズ。すっかり 熟した大人の女になっていて 嬉しかったよね
ちょっぴり残念なのは ストーリーの本来の 狙いに対してこの2人の俳優がゴージャス すぎる 点かな。 そのせいで コソ泥がタマサカ銀行強盗 やったら どえらい ケースにはまってしまった…っていう雰囲気が いまいち 出てなかった
それにしても 貸金庫ってブラックボックスだね。ちゃんと税金払えや悪党ども。
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