ラストゲーム 最後の早慶戦のレビュー・感想・評価
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学生野球は遊びではない、教育だ
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映画「ラストゲーム 最後の早慶戦」(神山征二郎監督)から。
なぜ、涙が出てくるのか、わからなかった。
単に、早稲田と慶応の多くの男子学生たちが、
相手チームの校歌や応援歌を歌うだけのシーンで・・。
主役は、もちろんプレイしている選手たちであるが、
それを精一杯応援している学ラン姿の青年たちに、
うまく表現できないが、胸が熱くなった。
それをメモした台詞から選ぶと、
「学生野球は遊びではない、教育だ」に辿り着く。
中学も高校も大学も、学生野球と呼ばれる野球を観戦すると、
その意味がはっきりわかる。
利益を意識した企業や政治とは、無関係のところで、
野球というスポーツを通じて、それに関わる人たちが
いろいろなシーンで学んでいく。まさしく教育だ。
早稲田・慶応の出身でもないのに、一緒に心の中で歌った。
この試合の後、選手も、観覧席で応援していた学生たちも、
戦地に赴く。
涙が止まらなかった理由が、わかってきた気がする。
PS.早稲田学生は「早慶戦」、慶応学生は「慶早戦」(笑)
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