劇場公開日 2008年8月6日

「【”私達の秘密の魔法、それは友情‼”恋のすれ違い、母を失った喪失感を埋める離れていても変わらぬ女子学生たちの友情を描いた青春映画。】」旅するジーンズと19歳の旅立ち NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5【”私達の秘密の魔法、それは友情‼”恋のすれ違い、母を失った喪失感を埋める離れていても変わらぬ女子学生たちの友情を描いた青春映画。】

2025年1月6日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

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■不思議なジーンズの絆で結ばれたティビー(アンバー・タンブリン)、カルメン(アメリカ・フェレーラ)、ブリジット(ブレイク・ライヴリー)、リーナ(アレクシス・ブレデル)の4人は、別々の大学へ進学している。
 だが、ティビーとブリジットは恋人と、ギクシャクしているし、カルメンは舞台のスタッフで頑張るんだけど、素敵な男子学生から舞台に出るように勧められてナント主役に抜擢されるのだが、母の出産や彼女の抜擢を快く思わない仲間の女の子のために練習が上手く行かなかったり、ブリジットはいまでも自死した母の事で傷ついてるが、それを振り払って発掘をしている。

◆感想

ー このシリーズが良いのは、4人の主役を演じたアンバー・タンブリン、アメリカ・フェレーラ、ブレイク・ライヴリー、アレクシス・ブレデルの弾ける演技は勿論の事、脚本が上手いんだよね。
 普通、4人の主役を尺2時間で魅せるのって難しいと思うのだけれども、今作はその難題を第1作に続いてクリアーしているのである。ー

<そして、彼女たちを結んでいたジーンズは、リーナの妹がギリシャに穿いて行っちゃた時に何処かに飛んで行ってしまうのだが、リーナの恋とジーンズが心配でやって来た彼女たちは、”もはやジーンズは要らないよね!私たちの友情には!”と言って、美しい海にダイビングするのである。
 今作は4人の女子大生になった女性達の素敵な成長を描いたシスターフッド映画なのである。>

NOBU