「ヤーレンズきっかけですが、何か問題でも?」ベンジャミン・バトン 数奇な人生 ソビエト蓮舫さんの映画レビュー(感想・評価)
ヤーレンズきっかけですが、何か問題でも?
恥ずかしながら、有名な映画と認知はしていたが、
興味がわいたのは、M-1グランプリのヤーレンズのネタきっかけ。
お笑い芸人というのは、意外と映画教養度が高い人が多く、
平場のツッコミフレーズに、「映画たとえ」を使う芸人が、
なかなかの数、いる。
同時に、アニメたとえのツッコミも多く、
バラエティ番組を見てるとき、作品を知らないと、
( ゚д゚)ポカーン
としてしまう事が多々あるのだ。
これはいかん!ということで鑑賞。
普通に面白かった。
奇想天外の設定。ファンタジー系のヒューマン物語。
この映画きっかけで「常識だけど、フィンチャーって監督は凄いんだよ、エッヘン。」
って映画基礎知識も習得。
ブラッド・ピットを見てても痛感したが、
人間てのは、めっちゃイケてる時期ってのは、一瞬なんだね。
一瞬って所が肝。だから桜が好きなんだねえ、日本人は。
自分のイケてる時期は、16歳だったなー。最初で最後のモテキだったなー。
悲しいなー。
赤ん坊スタートでも、ジジイスタートでも、
最初と最後は人の手を借りないと生きていけない、人間の宿命みたいなものも再確認。
大方面白い話だったが、事故死は別として、
ジジイスタートだと、寿命が決まってる感じがして、ある種の余命宣告でキツイ。
そこの部分だけ、ん?って思ってしまった。
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