252 生存者ありのレビュー・感想・評価
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伊藤英明が大好きな方にオススメします
27日渋谷ccレモンホールにて試写会。予告編を見て、「面白いかも?」と期待していきましたが、日本映画の予算ではこれが限界でしょう空の天気の映像もチャチク、その予兆を示す海に浮いた魚もハリボテであるのがミエミエです。。『デイ・アフター・トウモロー』の如く、いきなりお台場や汐留が大波に飲み込まれますが、なぜか、被害が極端に非常に少ない点が不思議です。日本テレビがフジテレビ本社をぶち壊しますが、あそこまでの大波ならば、水深が上がり、街は海中に沈んでもおかしくはないのですが、被災地の街には電気は点くし、防災本部も快適そうだし、霞ヶ関の気象庁など全然元気です。被害を受けたのは何故か新橋駅だけ?そこに救命レスキューが集結するのが物凄く不自然です。 深さの浅い新橋の幻の駅についても不自然。何故か中にプレハブが建ったり、地下なのに窓にはブラインドが付いていて、机の中には廃駅にも拘らず文房具が整然となんでも揃っていたり・・・と、私は途中から映画の粗探しばかりをしていました。話の展開、脚本も非常にお粗末です。ハリウッド映画に慣れた観客には、パニック邦画はつまらなく感じるかもしれません。 ラストで地底からペロリンキューを肩に担いでよじ上がり、地上に出ても誰もそれを手伝おうとせず、笑顔で歩く伊藤英明にカメラがドアップ・・・このシーンだけで、「どう考えても、このシーンはおかしいだろ???」と考えたのは、私だけでしょうか・・・。
消防士ってすばらしい☆
災害がテーマなので、やはり災害って怖いって思いました。 でも、助けてくれる消防士という存在があれば、きっと乗り切れるっても思いました。 家族愛、兄弟愛、など考えさせられました。 そして、泣きました... いつ災害が起きたって不思議じゃない時代。 家族を大切にする気持ちは、大切にしなきゃって☆ つい、忘れがちですが、忘れちゃダメですね... そして、災害のとき、気持ちをしっかり持ってがんばる大切さをこの映画から教わりました。
極寒の撮影で、大量の水と泥にまみえながら演じきった俳優陣、特にしおり役の9歳の大森絢音ちゃんの集中力を讃えたいと思います。
本作は、邦画ながらワーナー・ブラザース映画作品です。邦画市場にハリウッド資本が進出するようになって、日本映画のレベルがだいぶ上がってきたと思います。 本作は、地震・巨大津波、超巨大台風が同時に日本列島を襲うトリプルパンチ、未曾有のパニック映画です。パニックシーンの出来がポイントになります。 その点、本作は『デイ・アフター・トゥモロー』のお株を奪うリアルな津波シーンを描いていました。ちょっと斜に見れば、日本テレビ製作なのに汐留の本社は全然画面に出てこず、お台場のフジテレビが派手に破壊されるシーンがアップされていました。 これって日テレの潜在願望なのかも? 新橋駅の地下崩落現場もリアルそのもの。監督曰く、本物をとれないので全部セット。しかも木造で作ったそうです。40トンの水を流し込むのに耐えられる構造にするのが大変であったとか。 極寒の撮影で、大量の水と泥にまみえながら演じきった俳優陣、特にしおり役の9歳の大森絢音ちゃんの集中力を讃えたいと思います。 作品は、いきなり冒頭から被災した新橋駅地下からスタート。どうしてここだけ崩落から免れていたというと、廃止になった旧新橋駅だったのです。以前の終点はこの駅でした。鉄道ファンにはちょっと嬉しい設定です。 生き残った数名の男たちは、交代で角材を柱に『2回5回2回』と間をぶつけても生存を地上のレスキュー部隊に伝えようとしていました。けれども彼らの手は、どれも豆がつぶれて悲惨な状態に。この冒頭から、本作のイバラの道を暗示させて充分でした。 さて前半は、生き残る生存者たちのエピソードが手短に触れられて、水野監督の演出の冴えを感じさせてくれます。 主人公祐司は、伊藤英明が演じているのに、なぜかレスキューと関係ない高級外車のセールスマンをしているけれど、全然仕事に身に入ってない締まらない役所。実はレスキュー隊員時代に大きなトラウマを抱えて除隊していたのでした。家族との待ち合わせで新橋駅へ。 彼の娘のしおりは、ろうあ者で手話の仕草がとても愛らしい。その日は誕生日プレゼントを受け取るために母親の由美と新橋駅で待ち合わせしていた。 研修医の重村は、オペでミスを犯して、医師への道をあきらめ病院からの帰路に新橋駅立ち寄ります。関西の中小企業経営者藤井は、借金してまで入れ込んだ新製品プロットを東京の企業に売り込むため新橋駅に立ち寄っていました。 弟を事故で失い自らも死のうと考えていたキムも新橋駅に立ち寄り、パニックのなかに佇むしおりを見つけてます。 252の生存者たちは、みんな過去に大きな失意を背負って閉じ込められました。ドラマはパニックを描きつつも、生存者たちが死を意識するなかで、生きるための希望を見つけるストーリーだったのです。 生還という大味になりやすいテーマと平行して、要所で山場をつくり感動を繋いでいきます。特に閉じ込められた地下の限られた資財を活用して行われた手術シーン。 そして、地下の事務室が崩落してしおりが閉じ込められます。もう駄目だろうと思ったとき微かに聞こえる「252」の打刻音・・・。等々 それにしても、豪華キャストを喰って、しおりちゃんはいくつもの感動場面を作りあげました。ラストはしおりちゃんの表情だけで涙ぐまれることでしょう。しおりの安否を気遣う母由美の取り憑かれたような姿もよかったです。 さて、救助する側も数多くのドラマを抱えていました。もっとも大きな困難は、巨大台風の接近により、救助活動が待機になってしまったことです。人命救助が使命のレスキュー隊にとって、これほど辛い命令はありません。特に隊長の静馬は弟の一家が生き埋めになっていて、気が気ではありません。 静馬は、かつて弟の祐司が隊員だった頃、他の隊員を見殺しにして自分だけ救われた経緯があるので、余計に隊員の二次災害には敏感だったのです。 そんな静馬でも、自分を救ってくれた弟を見殺しにするわけにはいきません。上官に向けて、鬼の隊長が「弟を助けたいんです。」と涙混じりに懇願するところが印象的でした。隊長役の内野聖陽は、ほとんど静馬になりきり、全身から救助するぞ~というオーラがみなぎっていましたね。 『海猿』と同じく同僚隊員をかつて救えなかったことが、トラウマととして篠原兄弟にのしかかっている本作。ラストのクライシスも単調ではなく何度も波状で演出されていました。けれども、誰から救うべきかを巡って、もう少しトラウマが癒されるようなシーンがあってもよかったかなというところが心残りしました。 12月5日放送のドラマも必見です。 金曜特別ロードショー 「252-生存者ありーエピソードゼロ」 12/5 (金) 21:00 ~ 22:54 (114分) 日テレ系放送
結構リアル
昨日、試写会で見ましたが設定場所が新橋界隈で会社の近くのなので普段見慣れている景色が崩壊していくのはすごくリアルでした。 ストーリーは面白かったのですが、いろいろ偶然が重なり過ぎている感じがして 現実ばなれした感じもしました。
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