「じいさんだって飛びたいんです!夢も見るんです!!」カールじいさんの空飛ぶ家 septakaさんの映画レビュー(感想・評価)
じいさんだって飛びたいんです!夢も見るんです!!
“TOHO限定”って表示されていたかな?
『アバター』の3Dヴァージョン予告編も観られました。
同作品スルーするつもりでしたが予告編の映像の美しさにうっとり。
え~、どうやら鑑賞することになりそうです(苦笑)
こちらも
PIXAR作品ではお決まりなのかな?
短編作品でウォーミングアップ。さぁ準備は整いました。
☆彡 ☆彡
後味が、とっても爽やかですね
カンヌがオープニング、東京が
クロージングに上映した気持ちわかるなぁ(笑顔)
もうこの三行に尽きます。
相変わらず動物の描き方が上手いし、
ストーリーの運び方も『水戸黄門』的になりつつありますが、
(由美かおるさんがお風呂に入る時間、印籠が登場する時間がほぼ決まっています)
ハラハラドキドキさせるタイミング、
ハッピーにウキウキするタイミング、
そしてハートウォーミングなエンディング。
鑑賞していて安心感があるので落ち着いて観られます。
だから感動の触れ幅も大きくなり、喜びも倍増するのです(笑顔)
お客様、
子供たちは学校の授業だったのかな?
20代以上の大人ばかりでした。上映終了後の反応。
気分爽快な私とは裏腹に俯き加減に押し黙って歩く人ばかり。
唯一耳に届いた感想は「危なかったぁ、途中寝るところだった」だけ。
たしかに中盤、観客に小休憩を与えるべく静かな時間帯があります。
そこで睡魔が襲い掛かってきたのかもしれませんね(苦笑)
◇ ◇
これまでの夢(過去)
これからの夢(現在→未来)
宮崎駿監督は
「回想シーンだけで十分感動させてもらった」
このようなニュアンスのコメントをテレビの
インタビューで語っていました。おっしゃるとおり
回想シーンだけ短編に切り取っても素晴らしい出来栄えでした。
作品のテーマは“夢”。
それを表すものとして、
あるものがキーになってきます。
ここはおじいさんだけでなく、
観ている私たちにもなにがしかの
気づきを与えてくれる場面に思えました。
気づいてからの
おじいさん、カッコよかったです。
でもちゃんと、ときどき腰をバキバキさせて年齢を
感じさせてくれる姿はユーモラス&チャーミングでクスッと笑わせてもらいました。
〈 憧れていた人に○○される 〉
前々作『レミーのおいしいレストラン』かな。
映画評論家への皮肉が作中のセリフにありましたが、
今作のこのセリフ。リーマンショック後、お金に振り回される世界、
拝金主義への皮肉と私は捉えたのですが、真意の程はいかがなのでしょうか?
☆彡 ☆彡
犬も超かわいかった。
3Dも立体感が溢れまくっていました。
作品が始まって「オーッ」って歓声があがったくらいです!
おすすめは3Dですね♪♪