「☆☆☆★★ ※ 鑑賞直後のメモから 予告編を観て、アルベール・ラモ...」カールじいさんの空飛ぶ家 松井の天井直撃ホームランさんの映画レビュー(感想・評価)
☆☆☆★★ ※ 鑑賞直後のメモから 予告編を観て、アルベール・ラモ...
☆☆☆★★
※ 鑑賞直後のメモから
予告編を観て、アルベール・ラモリス監督の名作『素晴らしき風船旅行』を変則的にリメイクした作品だろう…と、勝手に解釈していたが違った。
冒頭近くでの2人の愛の記憶は素晴らしかった。ここだけで涙が出て来る。
いざ本編へ。いきなりの展開に驚く!
色々と仲間を増やし、ここで悪役登場!勝手に加藤嘉と名付ける(爆)
この加藤嘉は、或るきっかけとなる重要なキャラクターなのだが…。
おいおい!一体今は何歳なんだ(^^;)
推定で150歳くらい?だったら凄い!
ひょっとして、【シャングリア】に住んでいた…って設定なのかな。アメリカ映画は、昔からシャングリア伝説を信じた内容の作品が有るからなあ〜。
《杖》や《冒険日記》《バッチ》《写真》等、小道具の使い方が上手いのは流石だ!
ところが後半、加藤嘉(←いや、違うんだけどね💧)が大暴れ。途端に007も真っ青なアクション映画へと大変身。カールじいさんの体力物凄い(@_@)
時折じいさん同士の戦いだけに、ギャグを織り交ぜて楽しく見せるが。個人的には、そんな展開を望んでいる訳では無いので。段々と気持ちが離れて行く。
いや、多分その大きな要因として3D字幕版を観た影響があったのかも知れない。
以前から3D映画の弊害として。
○ 奥行きは感じるが、横の拡がりを感じず。スケール感に乏しい。
○ 画像が暗く感じるので、画面が汚く見えてしまう。
○ 眼が疲れる。又は、3D眼鏡が邪魔。
○ 内容的に3Dにする意味のない作品の場合が…。
この作品に関しては、途中から眼鏡を外した状態で観ていた。
画面と字幕はボヤけたが。画面は明るく、眼も楽になった。
現状3D映画は。一部画面から物が飛び出る感覚を味わえるホラー映画等を除けば、通常版で充分だと個人的には思う。
まだまだ不十分な代物に2100円は(実際は前売り券1300円+眼鏡代300円)は高すぎて手が出せないなあ〜(´-`)
引っ張って行くアイデアは、何かの作品で観た記憶が微かにあるのだが、どうしても思い出せない…。
2009年12月13日 TOHOシネマズ/日劇1