「は〜い、お月さんが、おはようって言ってますよ」パーク アンド ラブホテル shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
は〜い、お月さんが、おはようって言ってますよ
クリックして本文を読む
映画「パークアンドラブホテル」(熊坂出監督)から。
2008年ベルリン国際映画祭で最優秀新人賞を
いただいた作品なので、是非、観たかった映画の1本であった。
確かに、今まで観てきた映画とはちょっと違った気がする。
ラブホテルを経営している女オーナーが、
その屋上を、地域の人たちに開放して公園にしている。
その発想が面白かったし、夕方、そろそろ閉めますよ、と
利用者に声をかけるシーンが特に印象に残った。
「はいはい、日が暮れたら、人間は帰るものなの」
「は〜い、お月さんが、おはようって言ってますよ」
昔、近くの公園で遊んでいるこども達に、
それぞれのお母さんが迎えにくるシーンが蘇った。
「〜ちゃん、夕ご飯ですよ」に代表されるように、
母親が呼びにくるまで、子どもたちは遊びまくっていた。
それを合図に、みんなしぶしぶ家路につくのだが・・。
今は、子どもたちが遊びまくる場所がない。
あっても、公園の隅で、電子ゲームしているかもしれないが。(汗)
コメントする