「カレーパンダじゃクマったものだ」パンダコパンダ 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)
カレーパンダじゃクマったものだ
監督は『火垂るの墓』『おもひでぽろぽろ』『平成狸合戦ぽんぽこ』『ホーホケキョ となりの山田くん』『かぐや姫の物語』の高畑勲
脚本は『ルパン三世 カリオストロの城』『風の谷のナウシカ』『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』『魔女の宅急便』『紅の豚』『もののけ姫』『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』『崖の上のポニョ』『風立ちぬ』『君たちはどう生きるか』の宮崎駿
1973年公開作品
今から約50年前
親子パンダと少女のファンタジーショートアニメ
あらすじ
祖母が法事で外泊中1人でお留守番のミミちゃん
やってきたのは子パンダのパンちゃんと父親パンダ
中国から来日して間もないのに流暢な日本語を喋る
ミミちゃんはパンちゃんのママになり父親パンダはミミちゃんのパパになるママごと
小学校に通うミミちゃんだがパンちゃんがついてきて学校は大騒ぎ
なんやかんやで水門の滝に落ちそうになったパンちゃんを救うため飛び込むミミちゃん大ピンチ
父親子パンダが錆びついて動かない水門の栓を閉めて一件落着
親子パンダは逃げ出した動物園に戻ることに
動物園の観客にはルパン三世次元大介やオバQもいるアニメスタッフのお遊びも
なぜかラストは会社のようにタイムカードを押し電車に乗りミミちゃんの元に帰る父親パンダ
カバンの中にはパンちゃん
送り出す動物園の皆さん
駅員に満員電車内に押し込んでもらうなど街に溶け込む父親パンダ
誰もパンダと騒がない
シュールな展開
ガキ大将はなぜか怖い猛犬を飼っている漫画やアニメあるある
父親パンダが敵わないのはわかるがパンちゃんも小さいくせに強い
犬の歯に負けない石頭
片手で犬を持ち上げるあまりにも不自然な馬鹿力
なにもかもファンタジーだからまあいいでしょう
まあミミちゃんが水では本来の力が発揮できなくなる魔法使いで高一くらいの歳の離れたお姉さんと同居しているという設定ならスッと受け入れることができるんだけど
魔法使いなら受け入れられるっても自分でも変だと思うが
のちのトトロの原型になったとかならないとか
ヒロインのミミちゃんにハイジやリカちゃん人形でお馴染みの杉山佳寿子
父親パンダにはヒッチコックの声でお馴染みの熊倉一雄(Wikipediaの写真古すぎ笑)
パンちゃんにはヤッターマンのガンちゃんでお馴染みの太田淑子
地元の交番のお巡りさんにはなんとルパン三世でお馴染みの山田康雄という見事な配役
あとちょっとミミちゃんパンツ見せすぎ
スカートが短すぎるのか
ウルトラマンレオの冨永みーな以上の見せっぷり
ちょくちょく逆立ちしちゃうし
やっぱり御大も噂通りロリなのか