チェスト!のレビュー・感想・評価
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雄大な桜島と錦江湾にココロをあらわれる
鹿児島錦江湾シリーズ第2弾??
『海の金魚』3月上旬九州先行、4月全国順次公開
そちらが公開される前に
観ておきたいと思いDVDで鑑賞させていただきました。
☆彡 ☆彡
なんだか健全な映画ですねぇ
爽やかな風がサーッと吹き抜けた気がしました(笑顔)
ところが後味爽快ながらも
なにやら奥歯にモノが挟まった感じ。
主人公の男の子
なんかの作品で
見たことあるんだよなぁ
なんだったけ、思いだせない・・・・・
鑑賞後、速攻でネット接続。
あ~~、はいはい『おっぱいバレー』(09)ね。
いたわ、中学生6人で「おっぱい、おっぱい」って叫んでたわ(苦笑)
あとは、ヒロインの宮崎さんも
同じように、なんかの作品で見たけど思いだせんと悶々。
『まぼろしの邪馬台国』(09)に出演していました。
と、映画の世界に入りつつも、
『ゲゲゲの女房』で主役をするんだよなぁ、松下さんとか、
元フジテレビアナウンサーの大坪千夏さんが、出てるじゃんとか、
キャストのことが気になってしょうがない。そんな自分に苦笑いを浮かべるしかありませんでした。
◇ ◇
〈 ふるさと(故郷) 〉
〈 人は外から見ただけじゃわからない 〉
〈 つらいときこそ自分のことより他人のこと 〉
小学校のイベントで実施される
鹿児島錦江湾横断遠泳大会を舞台にした小学生たちの成長記録
あらすじは、こんな感じです。
ある子は“かなづち”なのを隠し
ある子は“神経性の腸炎”で苛められ
ある子は“両親の離婚問題”になやみ、
ある子は“大好きな父親を亡くしてしまう”。
メインは、この4名。
各々が、周りの人に励まされたり、
友だちに助けてもらいながら、人の温かさや、
助けあう精神を学んでいく、そんな温もりのある話になっていました。
翻ってわたしの
小学校6年生時代は。。。
なにやら空虚な1年を過ごしていた気が。
生徒会の選挙に落選したのって、この学年だったかな。
“当選枠1”に対して、男3人・女1人が立候補しているから
男性票が割れて、女性票が女1人に集中するから当選なんてムリムリって、
担任の先生に「選挙活動しろ」と注意されてけど全然しなかったなぁ。
いやぁ、
小癪なガキだったなぁ。
今の私が、当時の私を目の前にしたら
きっと、ちょっと来なさいと、まるで褒めるかのように
呼び出して、かるくグーで殴っているだろうな(苦笑)
まぁ、
今作の登場人物たちのように
大人に反発したり、自我に目覚め始めたりする時期だったのでしょう。
☆彡 ☆彡
そんな
懐かしくも
甘酸っぱい過去、故郷に
しみじみと思いを馳せてしまいました。
わたしにとっての故郷とは
大阪?京都?名古屋?伊勢?豊田?
え~~、あんた引越ししすぎです(苦笑)
次回雑賀監督作品
『海の金魚』は高校生を主人公にした
火山めぐりヨットレースが題材とのこと。
楽しみにすると同時に、
今度は高校時代の思い出にひたらせていただきます(笑顔)
「チェストー!」の連呼に、素直に一緒になって応援できない僕が変なのかなぁ。
★
頑張ってるのは伝わってくるけど、演出も悪く、
自然な演技とは決して言えない子供たちの演技。
いつも通りの演技の松下奈緒は、
小学校の水泳の授業であんな格好の先生いるか?とツッコミたくなるし、
そろえて男性教師も同じ格好で、
ピアノを弾くシーンはPVになっちゃってるし、
高嶋政宏はテンションが高くて五月蝿いしで、
それだけで高評価にはならない。
ストーリーも主軸となる男子3人だけでも散漫で決着ついてるのか、
ついていないのか微妙なのに、
そこに中途半端に少女の話が乗っかってきては、
たとえ遠泳が成功に終わっても、なんだか納得いかない。
ラストの誠実で気持ちのいいシーンで、
素直に高評価というのも分かるんですけど、
ちょっと僕には合わなかったということでしょうな。
元フジアナの大坪千夏をこんな所で観るとは思ってなくて、
それが一番ビックリしたわ。
☆
意外に良かった。。泣けました。
小学生の映画だと思って全然期待しないで観たのですが、ありふれたストーリーだと思っていたのに、どうしてこんなに泣けるのかと不思議でした。
今の子役たちってテレビでも大人顔負けの演技力なのに、この映画の主役級たちははっきり言って、荒削り的な感じです。
なのに、松下菜緒のひたむきさが良かったのか・・?高島政宏や大坪千夏の愉快な夫婦に魅力があったのか・?子供たちの純真さに感情移入したのか・?
よくわかりませんが、周りもみんな目頭を押さえ、中には声を出して泣いていた人もいました。
チェッ!ストか・・・この駄洒落より寒いです。
<ストーリー>
隼人は鹿児島に住む小6。「負けるな!嘘をつくな!弱いものをいじめるな!」という、鹿児島伝統の郷中教育の教えを守る、正義感の強い子。しかし彼の唯一の嘘が、毎年行われる遠泳大会を仮病でさぼっていること。
しかし今年が出場の最後のチャンスで、漁師の父のプレッシャーと、同じくここまで過敏性腸症候群で出場を辞退していた、クラスメイトの雄太も出場するとあって出場せざるを得なくなる。しかしクラスで唯一出場を辞退した生徒がいた。転校生の智明だ。ある"事件"で彼が泳ぎがうまいことを知った隼人は、彼に泳ぎを教えてほしいと頼み込む。
<個人的戯言>
成長物語であることはよくわかっていましたが、ストーリーバレバレでも、真摯にテーマを大事にした作品を作ってほしいものです。笑えもしないギャグや、乗り越えることにより成長するためのエピソードを詰め込み過ぎたため、それぞれの話があまりにも薄いものになる等、ただ時間を潰すためのシーンのオンパレード。おまけに役者の演技もあれでは、グアンタナモの拷問よりきつい?(嘘)
観る作品は選ぶようにしないといけないと思わせてくれる(?)作品です(唯一のメリット?)。
始まった瞬間から、既に役者の演技のレベルの低さと、更に輪をかけるオーバー・アクション付きのギャグのつもり(?)の「何か」(○ローバーフィールドではありません)が襲ってきます・・・基繰り返されます。もうこの時点でお金払ったこと、時間を使ったことを後悔しました。
予告を観た時点で、よくあるストーリーというのはわかっていますが、そこをどう丁寧に見せるかが真価を問われるところなのに、上記のようなシーンで時間が費やされていき、おまけに1エピソードさえまともに出来ないのに、ここに盛り込まれている成長のための「障害」が、何と3つも入れられれば、当然それぞれの話に深みなどあるわけもなく、様々な苦難を乗り越えるという、この手の話の一番の醍醐味は感じられず、せいぜい1クッション置いたくらいで決着してしまいます。
一人張り切る高嶋兄(イエ~イ!)は、浮きまくりの上に、鹿児島弁が聞き取り不能。その奥さん役の大坪千夏(何という人選・・・)もハイテンションお付き合い。主役の子役がうまければ、この手の映画の評価は上がりますが、子役オーディションってしたんですよね?まだ小デブな男の子が主役の方がよかったかも。
フジテレビの子会社、共同テレビジョン製作だから資金も集まるのでしょうか?相当コネクションが強いのでしょう。おまけに文科省推薦って・・・だからか?問題の文化庁からお金出てます・・・
ちなみに「チェスト」とは英語のchestで「思い」とかの思ったのですが、鹿児島で使われている、気合を入れる掛け声のようなものだそうで、基は薩摩藩の古流剣術、影之流から来ているそうです・・・その精神からは程遠いです。
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