「意味不明」グーグーだって猫である odeonzaさんの映画レビュー(感想・評価)
意味不明
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タイトルの割には猫は添え物だから猫好きにも物足りない、キョンキョンのファン目当てなら中身はどうでも良いのでしょう、ブラジャー姿のサービスショットはプロデューサーからのせめてものお詫びでしょうか。
一人暮らしの先生こと漫画家小島麻子(小泉今日子)を癒してくれるのが猫の存在、思い入れの強い性格だから浮世離れして見える。だから生活を描いても生活感がない。
心象風景を描くのかと思ったら吉祥寺風景、お笑い芸人のから騒ぎ、カメラ目線でリアクションでは思わずテレビのバラエティ番組かと思うしナレーションが本人でもなくアシスタントの上野樹里、これは先生死んでの回想劇かと頭をよぎる、案の定がんの告知、卵巣摘出は猫の避妊手術の意趣返しかとも思わせる。
死ぬかと思ったが手術は成功、髪の毛も抜けずやつれもせずキョンキョンのイメージは絶対壊さないぞとの事務所の横やりなのか、はたまた監督の思い入れなのか。
夢の中なのだろうが英会話教室の先生(マーティ・フリードマン)がさんざん吉祥寺や動物園の歴史解説を英語で解説してたと思ったら実は死神、先生はクリスチャン? 唐突に亡くした猫を擬人化するし辻褄なんてどうでもいいとパッチワークのような映画作り、思わせぶりで煙に巻くプロット、統一感のない演出には閉口した。
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