「ありのままの自分を愛するということ」ペネロピ つばきさんの映画レビュー(感想・評価)
ありのままの自分を愛するということ
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ペネロピの家やホテル、街並みがとても鮮やかで綺麗だった。
ペネロピが街に出てから、いつ正体がばれるだろうというハラハラドキドキ感が楽しかった。
名家の子息と愛し合い結婚するのではなく「ありのままの自分を受け入れる」ことで呪いから解き放たれる。
「自分なんて…」という気持ちを捨てありのままを肯定してあげることで楽になれる、というようなことだろうか。
そのメッセージ性が好きで、最近になってやっと自分を受け入れられるようになった自分に通ずるものがあるような気がした。とても響く映画だった。
最後、ペネロピの話を聞き終えた男の子が言った「呪いを作っているのは僕たちの心だね」というセリフに、この映画の要旨が込められていると感じた。
ジェイクの正体がペネロピに呪いをかけた魔女だったということは解説サイトを読んでわかったが、
そうなると、ペネロピの呪いが解けたのはその魔女がペネロピのそばを離れたからなのか、ペネロピが心から自分を受け入れられたからなのか、そのへんの整理がつかなくなってしまった。
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