劇場公開日 2008年3月1日

  • 予告編を見る

「爽やかな成長を描いた作品」ペネロピ デイモンオウナさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5爽やかな成長を描いた作品

2008年3月23日

笑える

楽しい

幸せ

5代も前の先祖が犯した過ちでかけられた呪いの魔法で
豚鼻を持って産まれたペネロピ
子供の頃から保護されて世間の目から隔離されて
挙句には亡くなったことにされて育てられてきた彼女
しかしとても素直に素敵に育っていました
呪いを解くには『仲間(同じく由緒正しい生まれ)にありのままの姿のままで愛されること』
なので両親、特に母親は必死で見合い相手を探します
しかし皆ペネロピの鼻を見た途端逃げ出してゆく
そんな中1人だけ逃げ出さなかったマックス
しかし話はすんなりとはいかない マックスは結婚できないと断ってしまう
遂にやけを?と思いきや ペネロペは自分探しに世界へ出かけます
そして彼女を取り巻く世界さえも変えてしまう。。。

主人公を演じるのはクリスティーナ・リッチ
とっても素敵な彼女はペネロピを素敵に演じていました
個人的に言えば豚鼻の時のほうが可愛かったかなぁ(笑

ありのままの自分を愛するべき 人はそのままで愛しいのだと
自分探しの映画 全ての世代の女性が共感できる作品だと思います
ティーンにありがちなコンプレックスの克服
そして人が誰でも持っているコンプレックスや抜け切れていない殻からの脱皮
そんな最初の一歩に勇気を与えて、後押しをしてくれる
素敵な作品でした

どちらかというと女性向け作品かもしれません

デイモンオウナ