「王道な起伏ある展開は意外に楽しい?ラストは唖然・・・」ナルニア国物語 第2章:カスピアン王子の角笛 ジョルジュ・トーニオさんの映画レビュー(感想・評価)
王道な起伏ある展開は意外に楽しい?ラストは唖然・・・
<ストーリー>
テルマール人の王国を現在治めているのは、前王の弟のミラース。彼は自分に男の子が生まれると、すぐに家来に命令を下す。その頃正式な王位継承者であるカスピアン王子のところに、コルネリウス博士が逃げるように告げに来る。ミラースの追っ手に追い詰められたところで、カスピアン王子は、コルネリウス博士に渡された角笛を吹くと・・・
<個人的戯言>
【♪レ~ジ~メ~♪】
そもそもこの手のファンタジーものを普段全く観ないばかりか、この作品も1作目を観てないのですが、予告篇で引っ掛かりがあり鑑賞。
意外といってはなんですが面白かったです。ストーリーは王道ながら、苦難があったり、中での対立があったり、挫折があったり、バレバレながらどんでん返しがあったり。そしてラストのあれは・・・荒唐無稽で結構好きです。王子のロマンスは王道ながら無理無理でしたが。
【ぐだぐだ独り言詳細】
とにかく免疫がないので、この作品がファンタジー作品の中でどうなのかはわかりませんが(「スパイダーウィックの謎」の時にも同じことを書きましたが)、王道なのでしょうが、ちゃんとストーリーに起伏を持たせる仕掛けがあって、飽きさせません。陰謀、4兄弟のナルニアへの帰還、荒廃したナルニア、戦い、挫折、衝突、再び決戦、どんでん返しと、読め読めの展開ながら、逆にこの決め決め感が私には新鮮なのか結構楽しいです。そしてラストの仰天CG・・・あそこまでいけばむしろ笑える・・・いや楽しいです。だって○があんなことになって、○が怪物みたいになって、おまけに○視線とかもあって・・・
現在人気急上昇中?のカスピアン王子のプチ・ロマンスだけが余計ですかね?そのアイテムの繋がりと、1エピソードだけでそんなことになるのはちょっと・・・
TVで吹替をチラッと観た限りでは?だった第1章。字幕でもう一度観直します。