劇場公開日 2008年4月12日

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「絢爛だけどほぼ全員悪人、逆にそれが清々しい」王妃の紋章 サニールールさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0絢爛だけどほぼ全員悪人、逆にそれが清々しい

2018年10月14日
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豪華絢爛な外造りと、内面がドロドロの王家の一族の対比がはっきりしていて見ていて面白かったです。
殆どの登場人物が悪人で、けれども、それが逆に、清々しいまでに欲に駆られた人々の哀れな末路をはっきりと映し出していました。全員最後は何らかの形で報いを受ける、というラストに、人生の真理を考えさせられました。

サニールール