「ストーリーも人物も情事もハード」ラスト、コーション てけとさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーも人物も情事もハード
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主役の2人の演技が素晴らしく、最後のトニー・レオンの表情がとても胸にきました。
あれだけ鉄の様だった男が…その後の男の未来も感じさせてなんとも言い難い…
常に緊迫感が漂い全編を通して張り詰めた空気が流れていて濡場のたびに緊張感が増し死の気配が近づいて来る様で、何とも骨太な濡場だなぁと
途中日本の楼閣が出てくるのですがそこが凄く印象的でした。当時の中国の空気感の中で見える日本人の違和感が脚色も飾りも無く映し出されていた様に思える…
加えてタン・ウェイの唄のシーンがあり(これが良かった!)時代と2人の関係に終わりを感じさせてぐっとくる。
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