劇場公開日 2008年4月26日

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「ウディ・ガスリー少年がウディ・ガスリーを見舞う?」アイム・ノット・ゼア カールⅢ世さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0ウディ・ガスリー少年がウディ・ガスリーを見舞う?

2025年3月4日
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鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

難しい

捉えどころがないというか、とても捉えがたい謎めいたアーティスト BOB DYLANを6人の役者に年代やエピソードごとにそれぞれ違った名前でDYLANを演じる実験的な面白い映画だけど、途中から順不同で入れ替わるように展開されるのでとても混乱してしまう。中盤にエレキギターを手にしたDYLANを演じたケイトブランシェットが話題をさらった。確かに女性なのに一番似ていた。
貨物列車に始まり、貨物列車に終わる。
50曲以上の曲が本人の歌やトリビュートでかかるので、聴き応えはあります。
最初に出てくる黒人少年ウディ・ガスリー役のマーカス·カール·フランクリン君の演奏が達者で、師匠のウディ・ガスリー役なんだと思って見始めたら、あれっ?
紛らわしいよ💢
ロバート・ジョンソンやウディ・ガスリーをリスペクトして、ギターテクニックを磨いたエピソードからマーカス·カール·フランクリン君をキャストしたのでしょうね👍
少年が病室のウディ・ガスリーを見舞うシーンがあり、病室のウディ・ガスリー役の寝ているだけの役の人はほんとにソックリさんだった。
それと、前半にフォーク時代の解説者アリス役としてインタビューに答えるジュリアン・ムーアの雰囲気がジョーン・バエズの雰囲気にとてもあっていて良かった🤩

ティモシーシャラメとエルファニング、モニカバルバロの名もなき者 A Complete Unknown を観る前に見直しました。
スージー・ロトロ役のエルちゃんはさておき、モニカバルバロのジョーン・バエズ役がしっくりくるのかが気になって仕方がありません。
でもまだ観てません。最近、うんと寒いので、レイトショーにいくのが億劫なんです。いい歳なんで。

カールⅢ世