「6色の幻影」アイム・ノット・ゼア ミアさんの映画レビュー(感想・評価)
6色の幻影
トッド・ヘインズ監督は、6人の盲人と象の寓話を意識して
6色の幻影を用意したのだろうか・・?。
子供の頃「風に吹かれて」を聞いた事があるだけで
ボブ・ディランについて何も知らないまま見た。
ベン・ウィショーを見たかったのだが、ケイト・ブランシェット
のニヒルで不敵な微笑に惹きこまれてしまった。
彼女の演じたジュードがボブ・ディラン本人に一番似ていたそうだが、
吹き荒れる風に向って立っている、痩せたライオンのような容姿が
The Street Slidersのハリーにも似ていると思ったのは私だけだろうか。
理解できたとは言い難いが、幻想画のように美しい映画だった。
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