「日本映画屈指のファンタジー」パコと魔法の絵本 近大さんの映画レビュー(感想・評価)
日本映画屈指のファンタジー
良くも悪くも「下妻」「松子」は子供にはちょっと…という作品だが、本作は自信を持って、子供、いや、家族で楽しめる作品。
「下妻」「松子」の熱狂的なファンには異色の中島作品で、この底抜けに楽しい作風、というより悪ノリし過ぎの展開に賛否が分かれるかもしれないが、素直に見れば純粋に楽しめ、図らずも目頭が熱くなってしまう。
一番泣ける中島作品でもある。
アヤカ・ウィルソンの可愛らしさには、大貫でなくとも癒されてしまう。
日本映画ではなかなか難しいファンタジー映画の成功作。
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