砂時計のレビュー・感想・評価
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夏帆の演技力が素晴らしかった!! 内容的には、漫画の方が良かったか...
夏帆の演技力が素晴らしかった!!
内容的には、漫画の方が良かったかな。
母の自殺がトラウマになり杏も精神を病んでしまっている。ずっと母のことが心に残り、自分を好きになれない杏。周りにたくさん杏を愛する人はいるのにその愛に自信がない杏。
そんな弱い杏を、ずっと支えてくれた大吾。杏を一途に想い続ける気持ちがすごくよかった!
ラスト、杏を強くしてくれたのは大吾だなと思いました。
もろ少女漫画という感じです。 中学生くらいで観たなら萌えーかも。 ...
もろ少女漫画という感じです。
中学生くらいで観たなら萌えーかも。
結婚相手も決まっていたのに、やっぱり初恋の人が忘れられない!
そして相手も同じ気持ち!
ってんなこたぁない。って思ってしまう大人になってしまったのがちょっぴり悲しい。
最近は子役が本人にそっくりですね。
今回杏役の松下奈緒の少女時代を演じた子が本当にそっくりでびっくりしました。
大悟くんは大人になったらちょっとワイルドになりすぎてたけど。
公開当時、夏帆の演技力の凄さに驚いた記憶がある。
原作はコミックなのを数日前に知った位の知識しか無く観賞する。
一応は松下奈緒と夏帆のダブルキャストだが、実質的な主演は夏帆と言って良い。
オープニング以外で松下奈緒が登場した時に時計を見ると、2時間の上映時間の丁度半分・折り返し部分だった。
夏帆バージョン
☆☆☆☆
松下奈緒バージョン
☆☆★★
星の差は一つと半分でもかなりのレベルの違いがあった。
とにかく夏帆の演技力には舌を巻いた。若いのに素晴らしい。マジで演技賞モノ。
母親の気持ちを理解出来なかった後悔と辛さを抱え込み、同時に若さ故の恋愛に対する怖さと心の脆さを圧倒的な演技で表現していた。松下奈緒も悪くは無いのだが、と言うか元々演技力ははっきり言って無いのだが、今回は頑張っていた。それでも余りにも夏帆が素晴らし過ぎる為に違和感がどうしても付き纏ってしまうのだ。
そんな壊れやすい孫を優しく見つめる藤村志保さんも、何気なく使った“ある一言”によって娘もそして自分の心にも、傷ついた感情を病院のベッドで寝ている松下奈緒にぶつけるシーンにはグッと来た。
自然を生かした風景・自然音を心の揺れ動きとして見せる等、全体的に丁寧な描写が多いのに、何故か松下奈緒のパートだとあっさりとした演出になってしまうのか?余りにも勿体ない思いを強く持ちました。
(2008年4月26日TOHOシネマズ錦糸町No.2スクリーン)
一途
中高生役の池松壮亮クンと夏帆チャンの演技がうますぎて!!?大人役の松下奈緒サンと井坂俊哉サンがしっくりこなかったようにアタシ的感じました。
戸田菜穂サン演じる杏の母か行方不明になった時、玄関に立つ黒い男の人達コワイコワイ(><、)
慌てて部屋の電気つけたし(笑)
杏と大悟の恋にキュンキュンしちゃった(〃ω〃)
一途イイね!!
遠回りしたケドハッピーエンド♥
見終わった後スッキリでした☆
一年って大きいんだね
映画「砂時計」(佐藤信介監督)から。
キーワードのように、何回か登場するフレーズがある。
「過去が未来になったよ」
砂時計がテーマだから、当然といえば当然だけど、
今まで、そんな発想したことがなかった。
落ちきった砂時計をひっくり返すことにより、
さっきまでの過去が、未来になる。
だから、過去も未来も大切にして欲しい。
そんなメッセージが隠されているのだろうか。
しかし、私が気になったのは、
作品冒頭と終わりに、3分計、5分計ではなく、
1年計の砂時計が登場するシーン。(ネタばれ?)
主人公が、巨大な砂時計を見上げてこう呟く。
「一年って大きいんだね」
時間を大きさで表現するところが、とても気に入った。
今まで、時間は「長さ」で表現していたし、
この映画に出逢わなければ「大きい・小さい」という概念は
生まれなかったに違いない。
あの砂時計、どこかにあるんだろうか。
あるなら、是非、一度「一年の大きさ」を見てみたい。
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