劇場公開日 2008年4月26日

「細かい表現」砂時計 ひなたさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5細かい表現

2019年7月24日
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暗い話だったけど、思ったよりはよかった。
俳優さん、特に夏帆さんの演技はずば抜けて上手に感じた。映像も綺麗だし、学生の2人にキュンキュンした。ずっと両思いで、他に心揺れずにというラブストーリーは珍しいなと思う。
何よりも、メッセージ性が強かった暗い話だったけど、思ったよりはよかった。
俳優さん、特に夏帆さんの演技はずば抜けて上手に感じた。映像も綺麗だし、学生の2人にキュンキュンした。ずっと両思いで、他に心揺れずにというラブストーリーは珍しいなと思う。
何よりも、メッセージ性が強かった。
祖母が最後、病院にいる杏に「しゃんとせい」
と、母が自殺した原因となった1つの言葉、もう言わないと決めていた言葉を強く杏に言った場面では感動し、杏が言う「過去が未来になったよ」という言葉も深いなと感じた。過去も未来も同様に思い出も大切に。そういう思いが込められているように感じた。最後、大悟が新しい砂時計を杏に渡したところはきっと新しい人生を2人で歩んでいこう。そういう意味だろう。又、1年を長さでなく大きさで表していた場面も印象に残った。このように、大まかなところよりも細かい表現がよかった映画だった。
もう一度見たら、また見方が変わってくるのかもしれない。2人で歩んでいこう。そういう意味だろう。又、1年を長さでなく大きさで表していた場面も印象に残った。このように、大まかなところよりも細かい表現がよかった映画だった。
もう一度見たら、また見方が変わってくるのかもしれない。

ひなた