「いずれわかる」チャーリー・ウィルソンズ・ウォー shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
いずれわかる
クリックして本文を読む
映画「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」
(マイク・ニコルズ監督)から。
ネタばれになるかもしれないから、詳しく書けない(笑)。
でも、この映画を通して感じたことは、この一言だった。
私の大好きな「チャーリーズ・エンジェル」達のボス、
それが「チャーリー・ウィルソン」だが、
実は、彼女たちを凌ぐ凄腕の政治家だった。
彼の行動力で、アフガニスタン終結に使う予算を、
500万ドルから10億ドルまで拡大し、
見事に終結させ、ソ連との冷戦に終止符を打った。
しかし・・でも、最後にしくじってしまった、と彼は言う。
終結後のアフガニスタンへ学校を建てたいと、
100万ドルの予算を要求したら、却下されたからだ。
本当に必要なのはこれからのアフガニスタンの復興だ、
と考えた彼、目的を達成した場所への投資は必要ない、
と考えた、映画の中のアメリカ政府。
何年、何十年、何百年先まで、考えて行動することの必要性。
「いずれわかる」は監督からのメッセージと受け止めたい。
コメントする