「虎の威を借る狐の末路」ジェシー・ジェームズの暗殺 こまめぞうさんの映画レビュー(感想・評価)
虎の威を借る狐の末路
ジェシー・ジェームスは義賊でもなく、単なる強盗の極悪人だったのだけれど、いわば鼠小僧のようにどこかでイメージ転換が起きて有名な人物になってしまっている。
若い頃なら一定数の人が抱く、有名になりたい、注目されたい欲。それを満たす手段としてジェシーを暗殺した男と言うポジションを得た男。
でも所詮彼自身が何か成し得て持ってた名声ではないので、虎の威を借る狐の末路はこうなりました、といった最期を迎えている。
若気の至りとはいえ、いくら相手が悪人とはいえ、有名になる手段が人殺しではね…。
確かに幼少期の彼にとってジェシーは憧れだったのかもしれない。偶像を自ら壊して果たして満足するのかどうか。私は経験がないからわからないが。
変な話、すごく憧れてる人の下で働くのは夢が壊れるからやめた方がいいかもね、な教訓になる…か?
淡々と進むので面白かったかと聞かれると微妙。
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