スピード・レーサーのレビュー・感想・評価
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大人のアニメーション!!マッハGOGOって叫んでしまう。
子供のころに竜の子プロのアニメーションにあこがれた世代なら絶対に観るべき。ジャパニメーションが実写化されると殆どがなんじゃこりゃって作品が多いのですがこれは良くできています。多分、ウォシャスキー兄弟が原作アニメのすっごいファンだったと思われます。すっごいマニアックな位に。だから原作に忠実だし、うまく作風を壊さずに夢の世界を表現しています。やられたって感じです。軽すぎるだのアニメだよって人も多いけどCGここまで飛び抜けたら傑作だと思います。あまりヒットしなかったのだけどもこれは傑作です。もっと早く観ればよかった作品です。クリスティーナもかわいかったし。クリ坊やティムティムも良かった。しいて言えばRAIN、いらないんじゃね?不細工だし、演技下手だし、素晴らしきメイドインジャパンアニメの実写化に日本人を批判するピなんか出すかね。これ以外は満点です。
間違いでも、私が選んだ道だ
映画「スピード・レーサー」(ウォシャウスキー(兄弟)監督)から。
実写版「マッハ・ゴー・ゴー」って感じで、
最新映画なのに、懐かし〜いって思って観ていた。
その中で、職業としてレーサーを選んだ主人公が悩む。
「指図はやめてくれ、俺の人生なんだ」
「正義、そんなものに価値はない」
「車はただの鉄じゃない、生き物なんだ」
「まだ、取り乱すな、勝負は、これからだ」・・
面白い台詞で、メモは溢れた。
その中で選んだ一言は「間違いでも、私が選んだ道だ」。
他人の生き方に対して
「そんな生き方は間違いだ」と意見するをよくみかける。
けれど、この一言で蹴っ飛ばしてしまえばいい。
自分が後悔しなければそれでいい。
間違ったどうかも、私が判断する、そんな想いが伝わってきた。
他人の生き方を意見する暇があったら、自分の生き方を考えろ。
言ってみたかったんだよなぁ、この台詞。あぁ、す〜っとした。(笑)
余談だけど「マッハ・ゴー・ゴー」もよかったけれど、
「ブラック魔王ケンケン」大暴れの
「チキチキマシーン猛レース」も好きだったなぁ・・。
2時間は越えなくていい。もっと簡潔に!
これは往年の日本製アニメ「マッハGoGoGo」を
観ていたかどうか、好きだったかどうか、の思い入れで^^;
おそらく感想が分かれると思いますねぇ。
そのくらい忠実にウォシャウスキー兄弟が実写化しています。
私は原版を観てはいるのですが(歳バレるって~^^;)とはいえ
リアル放送はかなり古いので、たぶん記憶に残っているのは
再放送時のものだと思います。サントラも持ってたし~♪
なので。。
けっこう嬉しかったんですよ。エンディングとかねー(爆)
どうせならフルコーラス・日本語バージョンが良かったな。
あ、映画自体はもちろん字幕で観ました。
ジャニーズ野郎の吹き替えなんて聞きたくないですから(=_=)
しかし、よくよく考えるとものすごいネーミングです(爆)
三船剛がスピード・レーサー(そのまんま)、
三船大介がパパ<パプス>・レーサー(おいおい)、ママも同。
この安直な名前が気にならないのが、自分でも不思議~。
エミール・ハーシュがこういう役をやるとは…?でしたが、
彼の地味~な感じが次男坊の苦悩とピッタリで良かったです。
トリクシー(ミチ)役のクリスティナ・リッチも可愛かった。
まぁ何と言っても!一番カッコいいのはレーサーXですね^^;
でもって、実写化№1キャラ☆は弟のスプリトルでしょうか。
衣装までクリオとおんなじ♪チムチム(三平)も^m^
肝心のレース・シーンは…CGを駆使して色鮮やかに仕上げ、
兄弟お得意の映像が踊りまくって、いかにもアニメ。…には
なっているんだけど、それほどの臨場感は無かったかなぁ?
あと、私には余計な部分が長い…(爆)気がしました。
マニアに言わせると車がジャンプする音まで同じだそうで、
(この車は走るより、飛んでる方が多いですからね)
厳密には7つの特殊装置を備えたスーパーカーであるものの、
そのすべてが使われてはいなかったようです。
まぁ、細かいことはそのくらいにして…^^;
やはり和製アニメは、元の脚本がいいですね。
そういう見せ場ばかりでなく、話の道筋がちゃんとしてる。
兄の亡霊に悩まされる弟が、兄の走りを越えた時に感じる
一体感が素晴らしく、家族を大切にする生真面目な態度も
いかにも日本人気質という感じで好感が持てます。
まぁ…古いっちゃ古いと感じるかもしれませんが、
こういうアニメを観て育った世代には感無量モノなのです。
最後の最後にナンですが、
あの「ピ」って人はイマイチでしたね。悪いですけど…^^;
あと真田さんも、わざわざお疲れさまでした。。(汗)
(アチラでは散々だったそうです^^;日本でファイト一発?)
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