「時系列に見る① ウルヴァリン誕生!失われた記憶の物語」ウルヴァリン:X-MEN ZERO ratienさんの映画レビュー(感想・評価)
時系列に見る① ウルヴァリン誕生!失われた記憶の物語
「デッドプール&ウルヴァリン」の公開に先駆け、ちょっとおさらいです。先ずは、ウルヴァリンの登場する作品から時系列で見直してみることにしました。
「X-MEN」の三部作が終了して、スピンオフとして製作された本作です。シリーズ中で明確に示されなかった記憶喪失前の話となります。
1845年からドラマは始まるんだけど、いきなりの親殺しという悲哀の展開。
兄弟で戦争を経験していくという、ホンッと長い歴史の物語でした。
それではここからは、ちょっと登場人物について書きなぐってみたいと思います。「X-MEN」シリーズのネタバレも有るんで、注意してください。
まず、ウルヴァリン!ホンッとにカッコイイ!両腕から飛び出すアダマンチウムのツメ?何でも斬っちゃう。(斬鉄剣か!)「X-MEN」の時なんか比べ物にならないほど強い強い!(主役だから当然か)そして驚きの150歳?がんばるおじいちゃんでした。
それから、ストライカー。本当に憎たらしい奴でした。「X-MEN2」で最期はわかっているので、「お前の死に様はすごい惨めだ、ざま~みろ!」みたいな気分で見ちゃいました。
可哀想なのはケイラです。妹を人質にとられてストライカーに利用され、殺されたふりまでしちゃう。ウルヴァリンに愛を感じていても伝えられない。おまけに最後には、記憶の隅にも残らない・・・。ただの屍・・・。かわいそすぎる!!!
お兄ちゃんのビクターは、さらにご老人なのに、暴れる!暴れる!弟のウルヴァリンをすごく大切に思っているのに、偽装殺人に手を貸して憎まれ役になっちゃった。結局最終的に、弟の味方になるんだけど、今までの悪ぶりは何だったの?
最後はウェイド。首切られても生きている!お前はブロッケン伯爵か!(byマジンガーZ)
まぁ、後のデッドプールらしいから、既にこの時に会っていたってこと?
口も塞がれちゃって、デッドプールのお洒落な会話は封印されちゃってました。