劇場公開日 2009年4月18日

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「やっぱり製薬会社が悪」マックス・ペイン kossyさんの映画レビュー(感想・評価)

3.0やっぱり製薬会社が悪

2020年10月21日
PCから投稿
鑑賞方法:CS/BS/ケーブル

 手首に羽根の刺青。製薬会社のロゴマークに羽根。そしてペインの父親の元相棒ボー・ブリッジス。黒幕がわかりやすすぎ!製薬会社が犯罪に絡んでいることはわかったけど、兵士に飲ませるための強壮剤みたいなもの。軍からの依頼で開発してたという、なかなかの俺好みの内容だ。ヴァルキリーという素材やラグナロクといったゲーマー好みの名前もいい。

 しかし、人体実験する前に動物実験してるはずだし、1%という低い効果だとか、納得いかないことも多い。薬で強くなった元軍人のルピーノを野放しにしておく理由とか、社の重要機密事項を分散させておくのもおかしい・・・どうせならもっとB級ぽく暴れてくれたほうが楽しめたのかもしれない。

 それでもエンドロール後の映像には、製薬会社の女社長が安穏としていたし、株が急騰といった新聞記事には社会派映画としても通用する締めくくりだと感じた。

kossy