「パワー!!!」インクレディブル・ハルク サプライズさんの映画レビュー(感想・評価)
パワー!!!
アイアンマンのような見応えは無いけれど、主人公への感情移入は唯一無二だったし、何しろ力ずくで敵を倒していくのは爽快。脳筋映画なのに、シリアスでドラマチック。エドワード・ノートンがハルクを降板してしまったのは、残念で仕方ない。
ハルクに対して恨みだとか憎しみとかを抱えた敵ではない(実際にはそうなんだけど、敵キャラの過去があまりにも描けていない)のがマイナスポイント。話が一本線であるために、エンタメ性は欠けるかな〜。アクションはめちゃくちゃいいんだけどね。
エドワード・ノートンの好演があっての映画だったと思うし、この作品以上にハルクを愛することはできないだろうなと思ってしまう。でも1つ嬉しかったのが、スターク製の武器が登場したこと。MARVELはひとつの世界であり、繋がっているんだなと改めて気付かされました。
ヒーローものとはちょっと違うけど、可哀想な運命を辿ってしまった1人の男の物語としては中々良質で面白かった。「ナイブズ・アウト グラス・オニオン」のような悪キャラも最高だけど、こういう役もハマるエドワード・ノートン。結構好きになりました。
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