「「この手の映画、好きでよかった!」と思える映画」スター・トレック kubokenさんの映画レビュー(感想・評価)
「この手の映画、好きでよかった!」と思える映画
封切り初日に鑑賞するも、待ち遠しかったというほどファンではない。むしろスター・ウォーズ派。
でも、このスタートレックは評判通り面白かったっ!昔のハードSFチックな「哲学」を感じさせるというより、エンターティメントに徹していたが、これが充分楽しめたのでよし。この手の映画が好きでよかったと思える久々にうれしい映画。エンドタイトルでちょっとニヤけていたのはワタシだけではないはず。いや、拍手したい衝動をぐっとこらえてました。さすがJJ.エイブラムスって感じ?
冒頭のパニックシーンはクローバーフィールドゆずり(観てないけど)。
アクションはMI:3ゆずり(観てないけど)。
エイブラムスは「スタートレックのファンではない」らしいが、なかなかどうして、昔の映画の引用などシリーズをよく研究してストーリーを構成している。
キャスティングも今っぽくていい感じ。最初のテレビシリーズのキャラクターに似せた人をうまく見つけてきた。あのニヤけた感じのカーク船長はどうなるのか心配したが、あれはあれで直情熱血漢のカークをよく表していた。
さて、これで未来を変えちゃったエイブラムス。スタートレック「ビギンズ」というより「リスタート」って感じで、エイブラムスシリーズが始まっちゃうのでは?
なぜスポックがウフーラのファーストネームを知っていたのかは明かさないまま。さすが策士エイブラムス。やっぱりシリーズ化を見据えてのトラップと見た。
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