レポゼッション・メンのレビュー・感想・評価
全34件中、21~34件目を表示
新しいジャンルのSF
流れ、全体像ではツッコミをいれたくなってしまう内容だが観れてしまう作品で臓器の回収屋という新しい斬新さを取り入れています。
アクションシーンは音楽・スローモーションを取り入れる事によって圧倒的な映像をみせてくれます。痛々しいシーンもありますが、よっぽど苦手でない限りは大丈夫です。
いつものジュード・ロウのイメージと違う感じなので見応えもあります。
フォレスト・ウィテカーは優しい顔つきとは裏腹にその表情の中に怖さを兼揃えていて良い俳優だと思います。
最後のオチは、ありきたりで少しガッカリしました。
サイバーパンクと見せかけたナイフアクション映画である。
どっちつかずで勿体無い!そんな映画でした。
ジュード・ロウもフォレスト・ウィテカーもいい仕事してました。
特にウィテカー大好きなので、むしろ主役がウィテカーでも良かった
です!
総じて設定が中途半端といいますか、ブレードランナー的な町並みに
トゥアレグが走っていたり、すべての臓器が人工で作れるのに、それを
人間が手で組み立てていたり。
そもそも、人工臓器を回収するのに殺していいなら、殺しついでに
全臓器を摘出して移植すればいいのに。
妻と子供も何のために出てきたのか分からない。独身で人殺しだけが
趣味の男として描いた方が、後半が生きてきたのでは。
いちいち近未来臭を漂わせなくていいから、開き直って残酷アクション
映画路線にしちゃってよ!と言いたくなってしまいます。なんなら
彼女もカンフーの達人か何かの設定にしちゃって2人でバッサバッサと
レポメンをやっつける方向性。
ラスト前のスキャンシーンは銃夢っぽくて素敵でしたね。
夢オチなのはもう分かりきってるんだから、夢オチとみせかけて
あのまま2人で死んだら★4つでした。前フリなんだったのー!って。
ディストピア・サイバーパンク物だと期待して真面目に観てしまっては
台無しです。
ジュード・ロウがナイスボディでナイフを振り回してザックザック
敵をなぎ倒すアクション映画だと思って観ると佳作だと気が付きます。
そう、スティーブン・セガールの映画を観る時と同じ感覚です。
既視感祭りです
うーむ。
ここまであからさまだと興ざめしてしまう。
舞台はもう、これ完全にデジャヴにあふれてる(苦笑)
どこかで見たことのある設定、画面構成。
「ブレードランナー」とは言わないよ・・・。
レプリカントと人工臓器に何の差があるのか。
デッカードとこの映画の主人公に何の差があるのか?
あえて言いますまい。
「処刑人」みたいに進むのかと思いきや途中で美しきパートナー愛物語に。
ところどころで伏線があるのでラストはさほど驚きはしなかった。
どちらかというと、ラストのジュード・ロウが「ロボコップ」の素顔版マーフィみたいでちょっと懐かしい気持ちになった。
映像的にも物語的にも残念ながらオリジナリティは感じられない。
どこかで見たこと感あふれる、実に堂々とした2番煎じ感のある映画。
つまらなくはナインだけど、観終わった後にはなんにも残らない・・・。
××オチはやめてください…
レポマンと聞いて最初、アレックス・コックス監督、
エミリオ・エステベス主演の『レポマン』の
リメイクかと思ったら・・・
違うのですね^^;;
レポマンとは、“ローン未払いの客から取り立てる闇の職業”をあらわす
固有名詞?俗語?なのでした。
コックスの映画は、SFながらも
客がローンを組んで買うのは車でしたが、
今回、ローンの対象となるのは人工臓器。
支払いが滞納するとレポメンが現れて
強制的に人工臓器を取り返されてしまう=殺されてしまう…
というよりエグイ状況になっています
非情な取立てで腕利きのレポメン、レミー(ジュード・ロウ)は、
取立ての際の事故で意識を失っている間に
人工心臓を埋め込まれてしまう。
高額の借金を背負うことになったレミーは、
自分の仕事に疑問を抱くようになる。
取立てができなくなったレミーは収入も激減。
そのため、自分自身が追われる身となってしまうが、
そんなとき、同じく人工臓器の借金で負われている女べス(アリシー・ブラガ)に出会う。
彼女の不思議な魅力に惹かれたレミーは、
彼女を守りながら逃亡生活を続けるが…
これは、、、
この終わり方はないでしょう。
私がいちばんキライな終わり方。
この終わり方をされると、
「ゆるせーーーーーーん!!時間返せーーーーっっっ!!!!」
と思ってしまいます。
まあ、『ブレードランナー』的な近未来社会と、
今の行き過ぎた資本主義(というか拝金主義)経済への
批判を描きたかったのだろうなあ…という
キモチはわからなくはないのですが、、、
やっぱり、夢オチはやめてください、、、
(あ、言ってしまった)
いきなりエグイ!!
延命目的で開発された人工臓器のはずなのに、金儲けの道具になってる~~~~ぅ。
いきなりエグイです。
レポは銃で気絶させたら、その場でメス片手に手術みたいにして臓器を取り出しちゃうんですよ。
ヒエ~~~ッ!!
でも考えたら、回収屋は残酷ですよ。
だからレミーの奥さんも回収屋はやめて販売に回してもらってって言ってたわけで.........。
それを相棒と上司に相談したら、仕事中の事故で自分が臓器を付けられる羽目に~~~~~~~~~~~~~ぃ。
でもそれって、本人の了解はないの??? 仕事中の事故なら労災みたいなので会社が責任もって臓器提供してくれないの???
事故は偶然ではなく...............相棒の仕業??? 会社の仕業???
返済のため仕事復帰をするも、レポに不信感を抱いたレミー。
同じレポされる女性と知り合い、逃げて記録を解除するが.............。
エッ、最後は昨日観た「インセプション」の続きですかって感じで.............あれっれっ、また夢???
なんなんだ~~~~~ぁ。
やっぱり、ジュートはイケメンさんですねっ
ジュートさんって、浮世離れした雰囲気がありますよね
そのうえナイスバディ
それはさておき、この映画のようにあらゆる部位が人工で作れるようになったら、売れるでしょうネェ
映画のテーマは、たぶん住宅ローンを風刺したものだと思います
ローンの回収人たるレポマンがジュートさんたち
スラムのローン滞納者の女性が、なかなか魅力的です
ねじれた友情とどんでん返し
私は面白いと思いますよ
ジュード・ロウだから、良い
アクション映画と思って見なければ、おもしろいと思う。
序盤の、臓器回収作業。
血の描写が半端なく、本物だと思わせ、エグイ。
だけど、ジュード・ロウが颯爽と、爽やかささえ漂わせて、芸術的に回収していく様は、お見事。
見ているだけで、「痛いやん!」と言いたくなるシーンもあるけれど、ジュード・ロウとアリシー・ブラガ(プレデターで見たばかり)の熱演が光る。
「あっ!!」と思ったシーンが、後々そこへ繋がるのか~と感心した。
私的にはおもしろかったけれど、賛否両論ありそう。
近未来の設定だけど、その様子があまり表わされてなかったのが残念。
人工臓器と高額ローン。
ずっと気になっていた作品で、観たい観たいと思いながら
何となく後回しになってしまった。。が、やっと観られた。
いや~なんて言えばいいんだろう、この作品のこの感覚。
「アウトレイジ」が観れないだの「プレデターズ」がグロいだの
「孤高のメス」の臓器が…なんてそんなレベルじゃなかった^^;
今作のグロさときたら!いや~もう臓器バンバン出てくるし
(でも人工だけどね)それを取り出すのに身体を切り刻んでは
血がドバーッの繰り返し。臓器と血がマンボを踊ってる感じ。
とにかくすんごい作品だった。
どうにもダメだーと思う場面は目を閉じていたけれど(やはり)
そっち系が苦手な方は本当に考えた方がいいかもしれない。
そのくらいリアルでかなり容赦がないのだ。(人殺しも)
でも、観なければ良かった、とは思わない作品だった。
むしろ、やっぱり観ておいて良かった!とさえ思える作品。
おそらく近未来、こんなことになっているんじゃないかと
思わせるところ(多くの他作品にもありますが)の怖さ、そこを
徹底的に描くことで恐怖感が増す、とはいえ現代と変わらぬ
人間模様がそこでも繰り返されていることに安堵感も覚える。
誰もが長生きしたい、夢を見ていたい、美しくありたい、
そんなことを考えて高額ローンについ手を出してしまう…って
つまりお金と臓器をすり替えて考えれば、そういうことだ。
いずれ支払いが滞って、返せなくなれば、取り立て屋が来る。
脅されて、回収されるのは、ほぼ同じ筋書きになっている。
自業自得だ。といえばその通りなのだが、中には臓器を得て
病から生還しようとする家族の姿も見える。こんな人達にまで
一時の夢を見させては容赦なく臓器を取り出し殺してしまう…
元々返せるはずのないローンということは詐欺だろ!違うの?
というわけで…今作主演のJ・ロウ。メチャメチャカッコいい。
精悍な顔つきなんてどこにもないのに!?禿げてるのに!?
なんて俳優なんだと思わせるほど巧い。彼、未だに私生活は
ハチャメチャみたいですが^^;演技面ではどんどん新境地開拓
してますね。ワトソン君とはまた違った意味で、すごくいい感じ。
その相棒F・ウィッテカーも上司のL・シュレイバーもさすが巧い。
巧い俳優が共演していると話にムリが出てもまったく飽きない。
紅一点のA・ブラガ(また出ちゃったよ、プレデターズ員)がまた
人工臓器だらけの女、想像するといろんな意味でこれまた凄いv
いや~もうラストの方なんて何なんだ!?という展開を見せて、
流血の猛攻撃、そして最後にまたドンデン…なオチが。
蓋を開ければそういうことか。という解釈も映像面での広がりを
期待させてくれるのが、映画のいいところ。
私の自腹金はこの作品にレポされたってことね(1000円だけど)
(そう、販売員。販売員のがいい!回収員とか戦闘員よりはね。)
オチは・・・
かな~り、血が飛び散り痛い場面連続なのでそういうの弱い人は要注意ですぅ~。
SFアクション?
Repossession Men=人工臓器回収人
近未来、移植ではなく人工臓器が主流に。
ただし、高額ローンでローンを払えない人は臓器を回収されてしまう。
すごく悲惨です。
住宅ローン払えなくて家追い出されるサブプライムよりも。
それにしてもかなりの高利。
生命と引き換えとなると金利について冷静に考えられなくなっちゃうのかしら・・・。
ほとんどの人が回収されて結局死んでいってるような感じ・・・。
お金持ちしか生き残れない。
いつの世も・・・せちがらいです。
なぜ高額ローンなのかというと、一括だと儲からないそうです。
人工臓器工場も圧巻。
寒々しいです。
ぶるぶるっ。
そこまで期待してなかったので、そんなに悪くは無かったです。
オチは・・・まっ、途中で読めますけど。
これもある意味ゲイ映画?
こちらも必ずエンドロールの最後まで観てください。
もうちょっと
拙ブログより抜粋で。
--
よくあるSFの世界観を借りたアクションSFかと思いきや、冒頭、いきなり主人公レミーの口から量子力学の思考実験「シュレーディンガーの猫」が語られ、こりゃまた本格的な哲学系ハードSFだわと身構えることになる。
この映画の中で描かれる未来都市も、あちこちに日本語がちりばめられた無国籍な感じの『ブレードランナー』(1982年、監督:リドリー・スコット)を彷彿とさせるもので、そういう面からも一筋縄でいかない予感を受ける。
人工臓器によって人が人ならざる者との境で苦悩し、人間としての自己のありようを見据えるという点では、おおかたそういう目論見を持ったSFだと思うし、結末もそれに沿った落としどころになっている。
近未来SFとしては、「人工臓器に隠された欠陥が!」とかいった安易な科学批判に行かなかったのが面白い。
話は人工臓器そのものではなく、そのローンが払えなくなった者への回収システムを中心に廻る。そんなひねりの利いた作品世界の中で、問題を起こすのは人間の業(ごう)だ。
社会風刺も織り込んだ良くできたSFの世界観だが、しかし高みを目指したこの作品の目論見は、すんでのところでうまくいっていない気が。
この映画、一応、衝撃の結末という触れ込みなのだが、伏線の張り方が下手なので、正直なところまったく驚けなかった。
最初に“あの人”が細工した瞬間からして演出的に不用意で、すぐに先が読める。まあ、そこまでは話としては前段なので、隠すつもりもなかったのかも知れないが、それにしては中途半端に隠している印象で釈然としない。
それ以上に問題なのは、これ見よがしなセリフで“あれ”を説明するから、最後の大どんでん返しも容易に予想がついた。冒頭のセリフが物語るこの映画のテーマから考えても、そこしか落としどころがないんだもの。
(中略)
結局のところ、いろいろと面白そうな要素はあるのに、どういう見方をしても中途半端だったかな。
哲学SFとしても、バイオレンス・アクションとしても、単純などんでん返しものとしても吹っ切れていない感じで。逃避行の中盤も中弛みを感じたし。
惜しいのよ。もうちょっとで後世に名を残す骨太なSFバイオレンスになれたのに。
ここはぜひ、ユニオン社にお願いして換骨してもらいましょう。ローンはもちろん、出世払いで。
ひねりの効いたブラックなラスト、これぞSF!
高額ローンで買った人工臓器。払えなければ強制的にレポ(回収)される・・・早い話が殺される。レポを請け負う取立人=殺し屋という図式だ。
作業中の事故で、回収人本人が人工臓器を移植する羽目になり、追う側から追われる立場に逆転する。組織から追われる一匹狼を描いたサスペンスとアクションの要素が一気に増幅する。
ただし、ここで『ジェイソン・ボーン』シリーズなどを連想してはならない。
とにかく身体を引き裂いては、臓器を入れたり出したり、まるでSF版「死霊のはらわた」のごとし。痛いわキモいわだが、音楽が妙に軽快だったり茶化したりするものだから、つい機能的で美しいデザインの臓器に見とれてしまう。
近未来に起こりうるデリケートな問題を恐怖映画に仕立て、あり得ない展開も何のその、ひねりの効いたブラックなラスト。これぞSF!
今年は、「サロゲート」「月に囚われた男」など、昔よくあったB級SFのような作品が多く、SFファンとしては嬉しい限りだ。
もしかして、日本の闇金がモチーフ?
ネタバレあり。
人工臓器が実現化され、一般に販売されている近未来が舞台。ジュード・ロウが演じる主人公レミーは、その人工臓器購入のための非常に高額なローンの支払いが滞った購入者から人工臓器を回収するという人工臓器回収人であるが、回収作業中の事故で、自らも人工臓器を体に埋め込まれるはめに陥る・・・。
いやぁ、ローン回収の考え方が、非常にアメリカ的ですね。アメリカの住宅ローンの場合、支払いが滞った場合は、警察官が住宅回収の執行にあたったりするわけですが、この話も、その延長線。しかし、人工臓器の回収の仕方が、非常に強引。生きたまま解剖されると言っても過言ではありませんね。
物語の作り的には、レミーの回顧録?的な雰囲気ありますが、はっきりしません。その辺りの文体、って言うか、客観的に描いたり、自分目線の台詞になったり、描き方が定まっていない気がします。この辺りは統一したほうが良いのではないかと思いました。
ストーリー的には、追われる立場になったレミーが、乾坤一擲、古巣の会社に対して戦いを挑み・・・と、基本予想通りの展開になるわけですが、実は実は、最後の最後にドンデン返し。そう言えば、劇中、それと無く伏線が語られていましたね。でもなぁ。あれだと、ちょっと救いが無い・・・。あ、そう言えば、その辺りのシーンは、無駄に血が流れます。セキュリティが戦うのは判るんだけど、普通のユニオン社の社員が戦うのは意味不明です。
劇中映る小物に、結構漢字がある事に注目です。これはやはり、これからの世界での中国の存在感を示す暗示なんですかね?
R15指定の作品です。人工臓器を回収するシーンなどは結構グロいので、R15指定も仕方ないかもしれませんね。
エンディングを 【レポ】してほしい
“ジュード・ロウがタフガイ”って画を想像できなくて、不思議な気持ちで見に行きましたが やはり違和感はさいごまで抜けませんでした。。。
トレンドマークの胸毛がなくて、鶴瓶さんみたいな髪型をしてたからかもしれません...(笑)
近未来、人工臓器を使えば ずっと生きていける。でも臓器代金を滞納しちゃうと殺されちゃうぞ、というサラ金・まち金も真っ青の取立てビジネス。ジュードはその会社に雇われてるヤクザ、じゃなくて回収屋(レポマン)。ある日“仕事中”にミスを犯し、死を免れるも「ぇ、俺にも人工臓器はいってる・・・」と いつしか追う側から 追われる側に。。
音楽や空間の映像が スタイリッシュ・。☆ ストーリーはまったく異なりますが、ところどころ『フィフスエレメント』を思い出しました。 でも、衣装が地味すぎます。。 近未来でしょ、って言われないと 昨日か今日? 下手したら過去にもどる?くらい流行オクレ。
撮影方法が、ガイ・リッチー監督の手法(アイデア)と似てるなって部分もありました。
主人公のジュード、演技はすばらしいのですが 役に負けてる感じでした。
相棒のフォレスト・ウィテカー、ジュードと幼馴染ってのも ムリがありますが 更にはパートナーって… いい人なのか・悪い人なのか、悩ませるところも 狙いだったみたい。 でも答えは??? スッキリしないですね。
レポ(回収)にハマってるウィテカーさんの演技は よかったと思います。
余談ですが、“近未来”ではスタンガンが 主流みたいです。 子供でも 使ええます(笑)
エンディングで 重要な部分があるのですが、最終ページを切り離して 数十ページ戻したみたいな雑な編集で あと味悪く 一気に盛り下がりました。。
“流行りの ストーリー構成”に影響されすぎ → オリジナリティなし → まったくもって 残念...
【レポ】してほしいです。
全34件中、21~34件目を表示