ファンタスティック Mr. Foxのレビュー・感想・評価
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イマイチ・・。ストーリー的に全く面白くない。このご時世でのコマドリ...
イマイチ・・。ストーリー的に全く面白くない。このご時世でのコマドリ?で、撮ってるのが凄い、世界観がいいのかもしれないけど、キャラにイマイチ感情移入ができない。私にはわからない世界観でした。
愉し.
途中、寝落ちしてしまったので、正直ストーリーが抜け落ちているのですが、やりとりのテンポが小気味よく、楽しませてもらいました。
生来の気質は変わらない、ということを伝えているのかも、と少し思いました。
自分に驚いたです
ストップモーション・アニメというものに、ほとんど馴染みがなかったので観るのに躊躇してたんですが、ウェス・アンダーソンだからということで、えいやっっていう感じで観てみました。
そしたら、自分でもびっくり! 映画的興奮がそのまま味わえました。
最初はやはり乗り切れない感じがあったのですが、途中の泥棒再開のくだりあたりから、俄然、惹き込まれて観ちゃいましたよ。終盤のオオカミの登場シーンなんて、やっぱり泣けるよ。
今回も、ウェス・アンダーソンに感謝です! 素晴らしい経験でした。
声シブイ
ロアルド・ダールの原作は読んだことはない。
「チャーリーとチョコレート工場」と「「南から来た男」
ぐらいしか知らない。
その原作をウェス・アンダーソンが映像化。
期待というか、どーいうものだろうかという好奇心。
それもストップモーションアニメで映画化したって!
独特の世界観。
動物たちの毛並みが素敵。これはCGでは難しい質感ですね。
物語は子供向けというわけでもない。
大人のための童話ってやつかな。
ミスターフォックスはちょっとキャラが掴めない感じ。
声はカッコイイ。相棒のフクロネズミとのコンビも楽しい。
実の子には最初から優しくしなさいよ。
オオカミに対する憧れ的な感情は欧米にもあるのかな。
きつね奥さんが女性的に綺麗に見えるから不思議。
ストーンズの曲の流れ方が最高。
ウェス・アンダーソンはあくまで趣味的に映画を撮り続ける気ですな。
すばらしき父さん狐
「ムーンライズ・キングダム」が公開間近のウェス・アンダーソン監督によるストップモーション・アニメ。
ロアルド・ダール作「すばらしき父さん狐」の映画化で、「チャーリーとチョコレート工場」もダール作。
「チャーリー〜」はファンタスティックながら毒気たっぷりだったが、本作も然り。
そこにアンダーソン独特のユニーク演出がプラスされ、一風変わった作品に仕上がった。
かつてニワトリ泥棒をしていた新聞記者フォックスは、憧れの木の上暮らしを実現させる為、傲慢金持ち農場主からニワトリを盗み出すが…。
主人公をキツネに置き換えた動物vs人間の話だが、実際は貧乏vs金持ちの構図で人間社会を風刺。
穴暮らし(=貧乏)から木の上暮らし(=裕福)へ…今よりもっとイイ暮らしをしたいと人間誰でも思う。同時に、今の暮らしが案外満ち足りているのに気付いていなかったりもする。世の中そんなもんだ。
デブ、チビ、ヤセの傲慢金持ち農場主。私腹ばかり肥やし、世間を見下している奴ら、いるいる。
きっと動物たちから見れば、人間なんて皆、傲慢なんだろうなぁ。
ジョージ・クルーニー、メリル・ストリープらビッグスターたちが声を担当。
クルーニーのアノ人気映画をぼんやり彷彿させる作戦や計画にニヤニヤ。
ストップモーションのちまちました動きも素朴でイイ。
動物ならではのちょっとした習性や仕草が可笑しさを誘う一方、私欲に走る愚かさを、チクリと皮肉とシュールで包む。
そして気付かせてくれる仲間や家族の絆。
楽しさと教訓の秀作アニメーション。
ダール節、炸裂!
これほどシニカルで子供向けとは言い難いアニメもなかなか無いだろう。個人的にはロアルド・ダールの作品の映画化作品では一番彼の世界観を再現していると思う。ウェス・アンダーソン得意の一見変わった家族のストーリーがサブストーリーとしてある。というよりはこちらがメインである。父さん狐は泥棒家業が辞められない「野生の本能」に忠実なキツネ。母さん狐は「元尻軽女(ネズミ談)」。息子のアッシュは出来損ないのチビで根性がひん曲がった糞ガキ(彼がキャラの中では際立っていて最高)。いとこのクリストファーソンは天才でアッシュよりも何かとできが良い。
こんな彼らの再生物語でもあるのだ。ストーリーは最高のエンディングを迎えることは見ているうちに誰でも分かるだろう。だが観客にはこびていない。あくまでも考え得る限り最高のエンディングなのだ。ストップモーションアニメにはなぜか秀作が多いが、その中でもトップクラスの面白さだ。
(11年4月17日)
すごい!!
いやぁ、なんかすごかったです!!こんなのどうやって撮るんだろーってじーっと見ちゃいました♪♪
ストーリーも楽しかったし、なんといっても動物たちがかわいい。いやいや、よくできてますよぉ
私は電流のはしった金網をよじ登るシーンがかわゆくて大好きでした(笑)
【ダニエルオーシャンの華麗なる賭け?】
【ケータイからの‥絵文字投稿⇒不可につき‥
再編集└|∵|┐♪┌|∵|┘】
いや‥
●平成たぬき合戦ぽんぽこ‥か?
自然(キツネ)対人間の戦いの物語り‥~ヽ('ー`)ノ~
(だが‥
ダニーオーシャンとも、たぬきたちとも違い‥
今回は主人公の方が実は悪しきだぞ‥)
☆評は‥
劇場公開¥1800水準にて‥(^-^)
DVD買う度⇒②★★
モ、1回見たい度⇒③☆☆☆
オススメ度⇒④♪♪♪♪
デートで見る度⇒②◎◎
観る相方(^-^)v/家族同士でも良いが‥
絵柄も地味だし‥
子供向けでなく大人向け作品かも‥
観た後の飲み物/リンゴ酒(*^_^*)
観た後の食べ物/鳩の丸焼き・鶏肉の燻製?
家族愛/男の意地/環境破壊‥
‥が主題?伝えたかった事‥で良かったかな?
週末の深夜にダラダラ見てみたかったり〜└|∵|┐♪┌|∵|┘
きっと笑っちゃいますよ、オトナでも
面白かった!楽しかった!
「ぬいぐるみが動いちゃう凄いシカケ絵本」を、超豪華な皆さんに読んでもらったって感じでしょうか。心地好くて素敵でワクワクな時間でした。
父さん狐と、恐いとウワサの農場主達との知恵比べ腕比べ。「チャーリーとチョコレート工場」のロアルド・ダール原作です。
どっちもどっち、大人げないったら。きっと笑っちゃいますよ、オトナでも。子どもは大好きだと思います。
ドタバタしながらお話もちゃんとしてて、¨家族¨とか¨本当にカッコいいこと¨とかを、ちょっと照れ臭そうに見せてくれます。そして緻密で乾いてて品が良い、ウェス・アンダーソン監督の真骨頂だと思います。大満足でした。
子どもの頃のお気に入りを、素敵な作品に仕上げた監督に拍手!です。甥っ子狐の声の、エリック・アンダーソンは監督の弟さん。兄弟や、昔からの仲間オーウェン・ウィルソンが参加してるのも、なんかあったかい感じでした。
ファンタスティック!!!!スラップスティック!!!!
あー良かった!これは観て正解でしたねー。
面白かったですよー。
ん だけど!んー。
あのですね。
面白いという感想より先に、感動とか尊敬の念が先に立っちゃったんですよねー。
CGやアニメでもない訳じゃないですか。お人形ですよ、このご時世に(失礼)。
ストップモーションアニメでここまでの躍動感は凄い、と思っちゃって。
根が単純なんで、やたら感動してしまってw
撮影現場の緻密な作業なんかを想像しただけで、もうお腹いっぱいというか。胸いっぱいというか。
うん、いや、分かってます。
こういうのって、レビューとしては公平じゃないですよね。手法とか褒めても、肝心のストーリーが疎かじゃ、どうしようもない訳で。
でも!そこもご安心あれ。
純然たる娯楽作品。普通に楽しめばいい内容です。
ストーリーだって擬人化混沌鳥獣戯画物語。
人間も動物も入り乱れた異種格闘戦!
笑いあり、笑いあり、笑いあり!
キツネパパのちょいとキザったらしい奮闘振りが、本当に最高。
正義の味方のフリした、お前が撒いた種やんけ!という軽くイタめ?なストーリーも秀逸。
『絵本の世界から飛び出した!』
なんて、ベタな紹介しちゃってもマジピッタリという。
ずーっとワクワク出来て、ずーっとニコニコ出来る。そんな映画です。
子供も大人も楽しめるんで、機会があれば是非!ご家族揃ってスクリーンで!!!!若しくはDVDで!!!!
傑作ですよ!!!!
クレイアニメとは違う「生々しさ」
予告編でお父さん狐のMr.FOXがパンケーキを貪り食うシーンを見て、ヤン・シュワンクマイエルを思い出した人は、結構「いい」かもしれない。
この作品、ストップモーションのアニメーションなんだが、実は他にあるような一般的なクレイ・アニメーションでない。
1秒24コマの微妙にギクシャクした感じ。
人形はみな毛に覆われて(動物だから当然)かつ洋服を着て。
撮影監督が「ウォレスとグルミット」シリーズのトリスタン・オリヴァーだったりするのだが、当然彼は撮影監督なので監督ではないので、作風はそういうかわいらしい感じではない。
それどころか微妙なコマ数の少なさ、そう1秒24コマから来る何ともいえないぎこちなさ、ぎこちないからこそ半端な生き物の動き、そう逆に妙な「生々しさ」を感じる。
そしてその代表的なものが先の「食べる」シーン。
まさに、シュワンクマイエルもこだわった「食べる」という生々しさを表現する手段。
例えばそれは泥を顔に擦り付けるシーンや、ネズミが最後にリンゴ酒を飲むシーンなど・・・
さらに最後にネズミが発する台詞なんて・・・!
そんな感覚を始め、この映画はアニメーションではあるものの、描写も、そしてジョージ・クルーニー扮する大人なMr.FOXの台詞や動き、人間(いや動物)関係、さらに(本物の)人間とのブラックな確執など、完全に大人向け。
極みは最後の逃走シーンでのあのxxとの遭遇での間なんて圧巻・・・
監督のウェス・アンダーソンは、子供の頃読んだ原作の穴掘りのシーンが好きで、自分も庭に穴堀まくった子供時代を送り、そしてそのまま大人になって映画化してしまったくらい、この映画は子供の時の強烈な思い出から製作した作品なのだけど、出来てみれば子供にはどれだけわかるのか・・・
いや待てよ、実はこの生々しさ、子供だからこそもっと感覚的に理解できるのかも。
本当は子供こそ、実はこういうものを「面白い」と思うのかも・・・
それがわからない自分はもう「大人」側の感覚になってしまったのか・・・
ジョージに見えてくる
飛行機の中で 観ました。
ミスター・フォックス、フツーのキツネ的生活(狩りをして 生計をたてる、でも狙うは 人ン家の鶏→ ドロボーさん)をしていたのですが、ミセス・フォックス(この時はまだ 独身)と出会って 恋に落ち、ベビーができたので まじめに?働くことに…
新聞記者(だったかな)になった フォックス父さん。 ステキなお家(かなり立派)も手に入れて、順風満帆。 なのに友達誘ってまた“狩り”に出てしまう。 家族や友達を巻き込んだ 大騒動になっちゃって…というお話。
機内のモニター遠くて 細かい画を見ることができなかったのですが、ヘッドホンから聞こえる ジョージ・クルーニーの声と 面白い動きのキツネ人形がマッチしてて だんだんジョージに見えてくる…(笑)
ミセス・フォックスの メリル・ストリープの声が すごくセクシーだったし、何より二人の絶妙なやりとりが キツネじゃなく 人と人とのやりとりを見ているような錯覚を起こして 興味深かったです。
ウィレム・デフォーや オーエン・ウィルソンも参戦で、また楽しい!
ユーモアたっぷりの会話や、笑いを誘う間が これまた絶妙・。☆ (たぶん ジョージのテイストでしょうね)
ワガママ息子・アッシュの スネた態度も 面白かったです。
いとこの クリストファーソン(ヨガとかやってる キツネ、笑)の声は エリック・アンダーソンという人らしいのですが、知らずに観た私は てっきりトビー・マグワイアだと思ってました。 観た方、ぜひ感想を お聞かせください・。★
音楽も キツネ・ダンスも?すごく良かったです。
今度はもっと(モニター)近くで 観たいです(笑)
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