「意外と王道」ジャスティス・リーグ しんばさんの映画レビュー(感想・評価)
意外と王道
オンリーワンがあつまれば…という宣伝文句通り、それぞれの能力や性格がバラバラで面白い!
そう思わせてくれるよう、それぞれのバックグラウンドも過不足なく伝わるいいストーリーだ。
チームワークものとしてのお決まりのパターンを踏襲しつつ、特殊能力を活かしたかっこいい演出が光り、思わず興奮してしまった。
アベンジャーズと比べると、色彩は暗めで少し大人むけのヒーローたちといったかんじ。
だからよりスタイリッシュでかっこいいんだけど、ダイアナの立ち位置がそのまんまナターシャで、なんだか納得できない。
男性集団のなかにいる女性ヒーローはやっぱりそんな立ち位置になってしまうのだろうか。バランサーのような、緩衝材のような。
「ワンダーウーマン」のダイアナは、もっと自由で、観てるとすっきりするような真っ直ぐさがあったのに、今回のダイアナにはそんな魅力がない。
やっぱり女性監督こそが、女性の魅力を理解し最大限に引き出せるのだろうか?
しかしながら、フラッシュをはじめとした新キャラは魅力的で、これからの活躍を期待したくなる。
まとめると、ストーリーに目新しさはないが、スタイリッシュな演出は映画館で観る価値がある!
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